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11/28/2011

Lost and Found (Bluford Series, Number 1)(YL4)

Lost and Found (Bluford Series Book 1) (English Edition) 語数(29,788語)

スラングに惑わされることもなく読みやすめの英語。内容も大人が読んでも面白いと思います。

主人公は主にアフリカン・アメリカンの通うBluford高校の優等生Darcy。数年前に、父親は若い女と家を出て、妹は反抗期、祖母は寝たきりとなってまだらボケ。看護婦をして忙しい母親を支えるのがDacry。寝たきりになっている祖母の面倒をよくみているあたりは、個人的にはそれだけで泣けた…(今、4人目の祖母が逝きそうなので。4人4様とはいえ4人分の最期までの過程をみてると、あー、わかるわかる、という感じ)。

今までバカにしていた子たちと友達になったり(Cooperカッコよすぎじゃね?)、親に対する眼差しなんかが色々泣けました。妹のウソや家出にいち早く気づくのもDarcyだし。母親は仕事でもうイッパイ・イッパイすぎて、表面的なこと以外は全然、みてる余裕がないから、必然といえば必然なんだけど、それもこれも父親が自己中だからなんじゃない?とか悶々…、あるよねぇ。優等生キャラの姉とか兄って、こーゆー時、抱えるんだな…。

あと、シャイみたいだけど、Hakeemもなかなか細やかで侮れないね!彼等の今後も気になるところでした。