Sword of Kings (The Last Kingdom Series, Book 12) (English Edition)
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HarperCollins (2019-10-03)
Sword of Kings: A Novel (Saxon Tales Book 12) (English Edition) Kindle版(語数88,000)
Alfredからその玉座を引き継いで25年。924年King Edwardがついに死ぬ。
長男のÆthelstanには非嫡出子の噂が付きまとい、次男のÆlfweardはわがままで残虐、力のある諸侯Æthelstan the Youngerの甥でもある。
どちらに玉座を譲るか決めかねたEdwardはÆthelstanをMerciaの王とし、ÆlfweardをWessexとEast Angliaの王にするという中途半端なことを遺言としたからさぁ大変。
当然ÆthelstanとÆlfweardの間で衝突が起こる。主人公UhtredはÆthelstanに誓いを立てている。Saxon人同士で争えばいいとも思うが、誓いにの為に今回もNorthumbriaを出立するのだ。義理の息子Sigtryggrや妻のEadith、右腕のFinanなどみんなから反対されつつ、頑固なのは相変わらず…。
今回もたくさんの人が死に、これは続くしかないでしょうというエンディング。未来は明るくないのでつらい…!
登場人物
- Eadith…主人公の妻。
- Sigtryggr…主人公の義理の息子。King of Northumbria。Æthelstanの姉を後妻にしている。
- Ælswyth…Æthelstan the Elderの娘。主人公の義理の娘でもある。
- Eadgyth…Æthelstanの双子の姉。
- Father Cuthbert…主人公のもとで暮らす盲目の神父。King Edwardの最初の結婚のときの立会人。
- Ælfweard…Æthelhelm the Elderの孫。King Edward of Wessexの息子。ワガママ。
- Æthelstan…King Edward of Wessexの長男。
- Æthelhelm the Younger…Æthelhelm the Elderの長男。主人公を忌み嫌っている。
- Waormund…Æthelhelm the Youngerの部下の大男。とても残虐で強い。味方にすればいいが戦いたくはない。
- Eadgifu…Edwardの後妻。Queen Eadgifu of Mercia。CentのEaldorman Sigehelmの娘。Ælfweardの母ÆfflaedがまだKing Edwardの妻だったときにEdwardと会って彼が夢中になったので、ÆlfweardやÆfflaedの兄弟Æthelhelm the Youngerからは嫌われている。
- Sigulf…Eadgifuの兄弟。eadldoman of Cent。
- Benedetta…Eadgifuの侍女。イタリア出身。12才のときに奴隷として売り飛ばされた。なかなかの美人で賢さと度胸のよさもみえ、主人公は惹かれる。
- Father Oda…もともとDane人の神父。今はÆthelstanの神父。
- Gunnald Gunnaldson…Benedettaが復讐したい奴隷商人の男。
- Merewalh…Æthelstanの部下。主人公との付き合いも長い。忠誠心のあつい誠実な男で用心深い。
- Guthfrith…Sigtryggrの弟。