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5/19/2013

Magic Tree House: Books 1-4 Ebook Collection(YL2)

Mystery of the Tree House (A Stepping Stone Book Box set)
Random House Books for Young Readers (2012-06-12)

Mystery of the Tree House (A Stepping Stone Book Box set) (語数21,279語)

超メジャーなこのシリーズを実はまだ1冊も読んだことがなかったんですね。なるほど~、こういうパターンで進行していくのか、ということがわかる1~4巻でした。

JackとAnnieは兄弟で、ある日不思議なツリーハウスを見つける。ツリーハウスの中には大量の本が…。その本を手に取り、こんな世界に行ってみたいな~、と願うと、実際その世界へ二人はツリーハウスごと飛ばされてしまう…、というパターンです。恐竜の世界だったり、中世だったり、古代エジプトだったり、はたまた海賊の世界だったり…。

4巻でこの不思議なツリーハウスの持ち主もわかるので、この1~4巻がセットになっているのは非常に区切りがいいですね。5巻以降でもKindle版でコレクションタイプがあればいいんですけれど、今ところ一冊ずつ買うしかないみたいですね。残念!

5/15/2013

The Lahti File(YL3)

The Lahti File Level 3 (Cambridge English Readers)
Cambridge University Press (2007-01-05)

The Lahti File Level 3 (Cambridge English Readers) (語数13,832語)

英国スパイもの…というと007のイメージが先行しがちですが、本作はいろいろ突っ込みどころ満載のサスペンスものってところでしょうかねぇ。主人公もちょっと抜けてるし、敵方もちょっとラスボス感なさすぎ。

でもGRの書き下ろし作品なので英文は相当読みやすいです。作者はCambridgのGRでLoganシリーズを書いていたMacAndrewという方ですね。ちなみに本作もIan英国スパイIan Munroが主人公でシリーズものみたいです。

5/11/2013

Lizzie Zipmouth(YL3)

Lizzie Zipmouth
Lizzie Zipmouth
posted with amazlet at 17.03.20
RHCP Digital (2008-09-04)

Lizzie Zipmouth (語数7,000語)

Lizzieはこれまで母と二人でうまくやってきた。最初の継父は最初から嫌いだったが、暴力をふるい、母と二人で逃げてきた。それから二人でずっと楽しく過ごしてきたのに、母は新しく継父Samをつれてきた。RoryとJakeという義理の兄弟も増えた。どうせSamだって私たち二人を裏切るんだから、と考えるLizzieは話すことを拒否する。ところがある日、Samの厳しい母──Lizzieからみれば継祖母に出会って…。


英文もかなり読みやすいし、短い話ながらほろりとくる話に仕上げてくるあたりさすがJacqueline Wilsonという感じです。

Because of Winn-Dixie(YL3)

Because of Winn-Dixie
Because of Winn-Dixie
posted with amazlet at 17.03.20
Candlewick (2009-09-08)

Because of Winn-Dixie (語数22,331語)

10歳のOpalと牧師の父はフロリダのナオミへ夏に引っ越してきた。

Opalは近所のWinn-Dixie スーパーマーケットである犬と出会う。大きくて醜い、でもニッコリ歯を出して笑う犬。スーパーの中を駆けずり回って店の人を困らせて警察に引き渡されそうになっていたところを、Opalは私の犬だと名乗り出て、その犬をWinn-Dixieと名付ける。

Winn-Dixieと連れ立って町を散歩しているうちに、図書館の司書ミスFranny Blockと知り合ったり、ペットショップの店員Otis(動物に自分の音楽を聞かせている!)や目がみえなくなりかけているGloria Dump(でも心の目をもっている…!)たちと出会う。


なーんてことないひと夏のお話なんですが、なんといっても英文が読みやすい。話もイイです。悲しみと、ユーモアのブレンド具合が絶妙。

作者のKate DiCamilloはニューベリー賞受賞作家なんですね。で、このお話がどうやら処女作のようです。多読界隈では人気のある本のようですね。オススメです。

5/06/2013

The Sign of the Beaver(YL4)

The Sign of the Beaver
The Sign of the Beaver
posted with amazlet at 17.03.20
HMH Books for Young Readers (1983-04-27)

The Sign of the Beaver (語数37,000語)

アメリカ開拓時代のお話。

父と一緒に森に新しく作った小屋に住んでいる13歳のMattが主人公。父が町へ家族を迎えに行くので、Mattは一人新しい家で留守番することになる。季節のいい夏に父はでかけていき、秋には戻ってくるという。大切な銃も預けられ、Mattは狩りをしたり畑をしならが留守を預かるのだが、ある日見知らぬ男が現れて、大切な銃を盗まれてしまう…。銃がなければ肉一つ確保できない。身を守れない心細さ…!

ある日Mattが死にかけたとき、誇り高いインディアンたちに助けれて…、という展開でインディアンの少年Atteanとの交流が描かれた物語です。一緒にロビンソンクルーソーを読んで、今まで無頓着だった白人の傲慢さに素直に気が付いたりして、そういうMattの気づき・素直さが凄くいいです。

先住民とのこういう交流は、当時、結構あったかもしれませんね。