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12/31/2019

Queen Jezebel: A Catherine de' Medici Novel(YL5)

Queen Jezebel: (Medici Trilogy) (English Edition)(語数116,000)

Catherineは与えられた状況の中で、夫の死後もあれこれ画策するけれども、常にギリギリのところを生き抜く感じですね。そしてCatherineの周りにはHenryがいっぱい…。まずは溺愛するCatherineの3男のHenry。Margotの恋人、Guise家のHenry。Navarre王国のHenry…とみんな年も近いしね。夫といい、Henryに振り回された一生と言えそう。

次男のCharlesの王になってからの病んだ感じはドラマのクイーンメアリでも描かれていたし。三男のHenryも溺愛しすぎてアテにならないし。イタリアから単身ロクな後ろ盾もなく乗り込んできて、夫からもそう愛されず、王子を4人も産んだものの、手持ちの札が悪すぎる…!

プロテスタントとの混乱ぶりも描けていて、アタマに入れていくには手ごろだと思います。

登場人物

Navarre

  • Jeanne…Navarreの王女。Francisの姪。
  • Marguerite…Jeanneの母。Francisの姉妹。
  • Duc de Clèves…Jeanneの最初の夫。
  • Henry of Navarre…Jeanneの息子。

Bourbon

  • Antonie de Bourbon…ハンサム。ブルボン家の長男。
  • Prince of Conde…ハンサム。ブルボン家の次男。
  • Princess Eléonore…Conde の嫁。
  • Gaspard de Coligny…Eléonoreの叔父。

Valois

  • Francis…Catherineの長男。
  • Charles…Catherineの次男。
  • Henry…Catherineの3男。Charlesよりひとつ下。洗礼名はEdouardAlexandre。Catherine溺愛。オサレ好きすぎない?
  • Margot…Catherineの娘。5歳。
  • Elisabeth…Spainへ嫁いだCatherineの娘。
  • Claude…Duke of Lorraineの妻になったCatherineの娘。
  • Hercule…第4王子。

Guise

  • Duke Francis…Guiseのトップ。
  • the Cardinal of Lorraine…Guise家でも一番力ある。ハンサムだし。
  • Henry…Francisの息子。なかなかのハンサムでFrancisそっくり。父親をとても尊敬している。王女のMargotは彼に夢中。
  • Hercule…Duke of Guiseの末っ子。Margotよりひとつ下。JeanneのHenryより数ヶ月下の4才。とても可愛かったが天然痘で。
  • Duke of Aumale…Henryの叔父。

3/10/2019

The Italian Woman: (Medici Trilogy) (YL5)

The Italian Woman: (Medici Trilogy)
Cornerstone Digital (2011-02-15)

The Italian Woman: (Medici Trilogy) (English Edition) (語数約 91,195語)

2巻ではNavarre王国の姫JeanneもCatherineの人生と交錯するようにクローズアップされます。彼女も叔父のフランス王Francisの戦略のコマとして、望まない最初の結婚をします。しかし数年後、最初の夫が死に、Jeanneの方は一目惚れしたAntonie de Bourbonと結婚。二人は幸せな生活を築きます。

一方のCatherineは夫がいる間は王妃の座にいながら軽んじられ続け、子どもたちからは恐れられ…。夫が死んだことによってようやく「自由」を得て、子どもたちが王になることで、権力をも得ます。とはいえ、Guise一族やスペインとの関係…、と彼女を阻もうとする敵も多い。

内戦で国が荒廃してくる中、JeanneはProtestantの為に動こうとし、CatherineはCatherineで権力を手放さないよう邁進していく…。

主な登場人物

Navarre

  • Jeanne…Navarreの王女。Francisの姪。
  • Marguerite…Jeanneの母。Francisの姉妹。
  • Baillive of Caen…Jeanne の家庭教師。
  • Duc de Clèves…Jeanneの夫。24才。

Bourbon

  • Antonie de Bourbon…ハンサム。ブルボン家の長男。
  • Prince of Conde…ハンサム。ブルボン家の次男。
  • Princess Eléonore…Conde の嫁。
  • Gaspard de Coligny…Eléonoreの叔父。

Valois

  • Francis…Catherineの長男。
  • Charles…Catherineの次男。
  • Henry…Catherineの3男。Charlesよりひとつ下。洗礼名はEdouardAlexandre。Catherine溺愛。オサレ好きすぎない?
  • Margot…Catherineの娘。
  • Elisabeth…スペインへ嫁いだCatherineの娘。
  • Claude…Duke of Lorraineの妻になったCatherineの娘。
  • Hercule…第4王子。

Guise

  • Duke Francis…Guiseのトップ。
  • Hercule…Duke of Guiseの末っ子。Margotよりひとつ下。JeanneのHenryより数ヶ月下の4才。とても可愛かったが天然痘で。
  • the Cardinal of Lorraine…Guise家でも一番力ある。ハンサムだし。
  • Henry…Francisの息子。なかなかのハンサムでFrancisそっくり。父親をとても尊敬している。王女のMargotは彼に夢中。
  • Duke of Aumale…Henryの叔父。

その他

  • Ambroise Paré…フランス一の医者。Huguenotだが、Francis王の病状があまりに重いのでGuise家が許可。
  • Coligny…Admiral。Francis王の死後、王となったCharlesのお気にいり。
  • Loise de la Limaudiere…CatherineからAntoine誘惑を命ぜられる。
  • Isabella de Limeuil…CatherineこらConde 誘惑を命ぜられる。
  • Marie Touchet…Charlesの気に入る地方の娘。
  • Sebastian…Portugalの王子。スペインPhilip王の甥っ子。
  • Princess of Clèves…Henry of Guiseに憧れている。
  • Jacqueline d'Entremont…Savoyからきた資産家の未亡人。Colingnyの熱狂的信者。二番目の妻。

10/21/2018

Madame Serpent: (Medici Trilogy)(YL5)

Madame Serpent: (Medici Trilogy)
Cornerstone Digital (2010-12-07)

Madame Serpent: (Medici Trilogy) (語数約 98,000語)

ドラマ「クイーン・メアリ」をつらつらと見ていてなかなか過激な過去をもっていそうな発言もあったCatherine de’ Mediciに興味が沸いて手に取ったシリーズ。Francisのイメージはスペインドラマ「カルロス」とかですしね…!

ときの教皇の姪だったCatherineは恋人と別れ、14歳でフランスの第二王子Henryのものへ嫁ぐことになった。

16世紀のヨーロッパでもっとも輝かしくも不道徳な宮廷で、彼女は望まれない妻となる。王子Henryには絶対的な愛人Diane de Poitiersがすでにいた。Henryを熱烈に愛するがゆえに、Dianeの存在に悩まされ続けるCatherine。HenryとDianeの仲は公然も同然だったから、イタリア人の彼女は宮廷で軽んじられることにもなる。嫉妬に狂いながらも、それを孤立無援の自分の命とりになる…、と仮面をつけ、いつかフランスの玉座をメジチ家の相続人へ…、と野望を募らせている。そいう彼女の内面を感じるのか、子どもも全然彼女になつかないんですよね…。

これだけ孤立無援な状況で、長年、「コケ」にされ続けていたらね…、とCatherineに同情する第1巻でした。Francisのふわーっとした優雅さもでていてとてもよい。そして嫁のMary Stuartが子どもの頃から性格悪すぎなんだけど、利発さありで婚約者のYoung Francisと仲はよさげでなあたりは、ドラマと共通しているかな。コスプレ・ドラマ万歳!

主な登場人物

Catherine陣営

  • Caterina Maria Romola de'Medici…教皇の姪。Franceへ嫁いでからはCatherineと。
  • Alessandro de Medici…Caterina の異母兄弟。Caterinaより8歳年上。実はClementの隠し子?
  • Clarissa Strozzi…Caterina の伯母。
  • Filippo Storzzi…Clarissaの旦那。
  • Lovenzo tha Magnificent…Clarissaの祖父。
  • Ippolito…ハンサム。Alessandroより二歳年上。Caterinaの従兄弟。
  • Reverend Mother of the Santa Annunziate delle Murate…Caterinaの捕虜時代の修道院のマザー。
  • Cosmo…Catherineに忠実な星占術師。
  • Lorenzo…Catherineに忠実な星占術師。

フランス宮廷

  • Francis…フランソワ1世。愛人がたくさん。
  • Eleonora…スペイン出身の王妃。カルロスの姉。
  • Anne d' Heilly…Anne d’Etampesとも、フランソワ1世の愛人。
  • Maruguerite…フランソワ1世の妹。ナバラ王妃。フランソワ1世ととても仲がよい。
  • Mademorselle d'Heilly…フランソワ1世の愛人。
  • Diane de Poitiers…フランソワ1世の愛人の一人。Sénéchal of Normandyの未亡人。
  • Francis…フランソワ1世の長男。王太子。
  • Henry…フランソワ1世の次男。Catherineの夫に。
  • Charles…フランソワ1世の三男。幼かったので捕虜経験なし。Orleansに。
  • Madeleine…フランソワ1世の娘。JamesⅡへ嫁ぎスコットランドの女王に。
  • Marguerite…フランソワ1世の娘。
  • Francis…HenryとCatherineの間の長男。のちのフランソワ2世。
  • Elisabeth…HenryとCatherineの間の長女。
  • Louis…HenryとCatherineの次男。Francisよりさらに病弱でまもなく死亡。
  • Charles Maximilian…HenryとCatherineの三男。
  • Edward Alexander…HenryとCatherineの息子。Louisが死んでるけどまあ四男。他の男の子たちに比べて丈夫そう。CatherineはHenryと呼ぶ。もっとも夫のHenryに似ていると思いCatherineは一番可愛がる。
  • Jeanne and Victoire…双子。産後間もなく亡くなる。
  • Margot…HenryとCatherineの娘。Mary Stuartにベッタリ。
  • Hercule…HenryとCatherineの娘。Margotと一年も離れてない。
  • Count Sebastiano di Montecuculi…Catherine寄りのイタリア貴族。フランス皇太子殺害の容疑者。
  • D'Enghien…Refomed Partyのリーダー。KingとAnneの味方。
  • Francis de Guise…横柄だが、Henryと仲がよい。Mary Stuartの叔父。
  • de Chabot…Anne d' Heillyのお気に入りのハンサム。身分は高くないが、義理の母親が資産家なので宮廷に着飾って出入りできるように。
  • De Vivonne…フランスでもっともよい剣士として名高い。
  • Mary Stuart…Young Francisの許嫁。母親はフランス人でGuiseたちの姉。
  • Anne de Montmorency…フランソワ1世時代からのお偉いさんだが、いったんリタイア。Henryが玉座にきてから返り咲き。
  • Lady Fleming…Mary Stuartのフランスでの侍女。スコットランドのJamesⅣの娘。
  • Mairie…CatherineがDianeのために送り込んできたnurse。
  • Francis de Vendôme…宮廷イチの美男。ブルボン家に連なる王族。
  • Montgomery…若いスコットランドの騎士。

3/25/2018

The Merry Monarch's Wife: The Story of Catherine of Braganza (Queens of England)(YL5)

The Merry Monarch's Wife: The Story of Catherine of Braganza (Queens of England) (語数約 107,360語)

ポルトガル本で、なにかないかなーと思って物色していて、英国のCharlesIIへ嫁いだポルトガルの王女Catherineが主人公のこちらを発掘。こちらは英国女王ものシリーズの中の1冊ですが、1冊で話としては完結していますので、単体で読んでも十分楽しめした。Jean Plaidyの本はやっぱり面白いですね。

主人公のCatherineはJuan Ⅳでスペインからのポルトガルの独立を企てた「王」の娘です。その為、なかなか周囲の国々には「王」と認められず、いつスペインからちょっかいをかけられるかわからない小国ポルトガルとしては、スペインとも対抗できる相手としてイングランドとの同盟にめをつけます。アルマダ海戦でスペインの無敵艦隊を破ったのが英国海軍ですからね…。

ということで王女のChaterineはポルトガルを守るため、幼少時にCharlesIIと婚約します。ピューリタン革命でCharlesIIはほとんど放浪の身、いったん婚約は棚上げになっていたものの、CharlesIIが王となったため、たくさんの持参金をつけてChaterineは英国へ嫁ぎました。

CharlesIIといえば、皇太子時代にピューリタン革命の危機で大陸に逃れ転々とした暮らしをし、Oliver Cromwellの死後、まもなく英国王に返り咲いた王ですね。さすがに王権を取り戻しただけあって(なにしろ父親のCharlesⅠは処刑されていますので)、政治的なバランス感覚がなかなかあった感じも伝わってきました。翻って、英国ではブラッディ・メアリーの悪夢から君主がカトリックなんて…、と思われるに決まっているカトリックの信仰を公言してしまう弟のJamesIIのセンスのなさときたら…!という対比もわかりやすく描かれていました。

Chaterineの英国での孤立無援ぶりも、本書を読んで了解しました!ゴリゴリのカトリックの国ポルトガルから突できたChaterineは当然カトリック信者。CharlesIIが王妃に感化されるんじゃないかと最初は警戒され、カトリックであることからChaterineはとにかく英国では人気がありません。王が王妃の信仰に感化されないことは次第に周囲にも理解されていくようですが、二人には跡継ぎができませんでした。HenryVIIIのことを考えれば、CharlesIIだって跡継ぎ欲しさに彼女と離婚する決断をするかもしれないし、周囲の者たちだって彼女と離婚させようと画策してきます。なにしろCharlesIIに跡継ぎがなければ、王位継承者は弟のJamesであり、カトリックの君主をなんとしても認めたくない人たちが英国にはたくさんいました。Chaterineと離婚させてはやくCharlesIIに正当な「跡継ぎ」を作ってもらおうというロジックで動くわけです。夫婦仲は悪くはないとはいえ、CharlesIIにはたくさんの愛人もいました。

Chaterineと愛人たちとのバトルはどうなるのかな、と思いながら読んでいましたが、Catherineは性格が良いですね。跡継ぎもできず、とても不安定な身の上で、さらに愛人の存在まで受容しなければならない中、彼女はキレもせず、政治的にもギリギリのバランス感覚で、つつましさでやりすごして英国生活を生き抜くんですね。こういう不安定な駆け引きの世界ではキレたら負けですね。

主な登場人物

ポルトガル王家

  • King Juan Ⅳ of Portugal…主人公の父親。Portugal王。
  • Queen Maria Sophia…Portugal王妃。Duke fo Medina Sidoniaの娘。かなりの野心家。
  • Don Francisco de Mello, the Marquis of Ferreira…Donna Mariaの兄。主人公の名付け親。
  • Alfonso…Chaterineの弟。
  • Pedro …Chaterineの弟。Alfonsoより5歳若い。
  • Maria Françoise Elizabeth…Alfonsoの妻。しかしQueen Mariaが亡くなったあと兄弟喧嘩が始まって離婚し、Pedroと結婚。
  • Maria Sophia…Pedroの後妻。Palatinate of Neuburg。

イングランド王室関係

  • Henrietta Maria…Charlesの母。熱狂的なカトリック教徒。フランスのアンリ4世の娘。
  • Princess of Orange…CharlesIIの姉。
  • James…Duke of York。Charlesの弟。
  • Anne Hyde…Jamesの妻。Chancellor Clarendonの娘。
  • Mary…Duke of York JamesとAnneの娘。
  • Anne…Duke of York JamesとAnneの娘。
  • Henriette…Charlesの末の妹。CharlesはMinetteという愛称で呼ぶ。フランス国王Louis XIVと仲がよいがLouisの兄弟Philippeと結婚した。
  • James Franci Edward…Jamesの息子。ゴットマザーはCatherine。
  • Prince of Orange…Jamesの娘Maryの結婚相手。オランダに嫁いだ叔母Princess of Orangeの息子だからChalesIIの従兄。プロテスタント。
  • Prince George…Denmarkの王子。Jamesの娘Anneの結婚相手。財産をあまり持ってないのでAnneは英国に留まれそうというメリットが。
  • James Crofts…フランスからきた大人びた13歳。Tomas Rossに師事する。とてもハンサム。EnglandではLord Croftsと暮らしている。Charlesの亡命時代にLucy Walterとの間にできた庶子。Anneと結婚してからはJames Scottと名乗るように。
  • Anne Scott…Duchess of Buccleuch。CharlesIIの息子Jamesの妻。

愛人たち

  • Barbara Palmer, Lady Castlemaine…Charlesの恋人。…Charlesの婚前時代からの浮気相手。Barbara Villiers。気性の激しい女性で次々子どもを産む。
  • Frances Stuart…16前後の物凄い美少女。Henriettaがフランス宮廷から呼び寄せた。物凄い無邪気。
  • Nell Gwynne…人気女優。無鉄砲なタイプ。庶民からは大人気。
  • Louise de Karoualle…Charlesの妹Minnetteの英国帰国の際、一緒についてきた随行員の一人。目を引くブルターニュの美少女。

イギリス宮廷・政治家など

  • Edward Hyde…Earl of Clarendon。Charlesの腹心。Catherineとの結婚を手配した人物だがその後ぱっとしない。自分の娘AnneがCharlesIIの弟Jamesと結婚しているから、Catherineが産めず目と知って結婚させたんじゃないかと思われている。
  • Duke of Buckingham…ロイヤリストだったけど、Cromwellと手を組み英国での自領を守り、議員の娘Mary Fairfaxと結婚。
  • True Clifford…新内閣Cabalのメンバーのひとり。熱心な Catholic。
  • Arlington…新内閣Cabalのメンバーの一人。ほどほどにCatholic。
  • Ashley…新内閣Cabalのメンバーの一人。哲学者。Buckinghamのシンパ。
  • Lauderdale…新内閣Cabalのメンバーの一人。プロテスタント。Buckinghamのシンパ。
  • Earl of Shaftesbury…熱狂的なプロテスタントでカトリックのJamesとCatherineを排除したがっている。
  • Titus Oates…短期間のうちに人々に国の救済者と言われ始めた男。無頼漢。イングランド国教会を追われて、あちこちでトラブルを起こしスペインでイエズス会に入ろうとしてそこも追い出される。
  • Israel Tonge…研究者でありロンドンの牧師だった。
  • Sir Edmund Berry Godfrey…審問前に自らの剣にさされて変死。カトリック教徒の陰謀を知るものとして復讐として殺されたこだという噂。
  • Christopher Wren…ロンドン大火のあとCharlesIIが呼び寄せた建築家。

2/10/2018

Viking Blood (The Viking Series Book 6)(YL5)

Viking Blood (The Viking Series Book 6) (English Edition) (語数約62,220語)

Viking Seriesの第六巻。…なんですけど、5巻の世代からどのくらい時代が進んでいるのかは不明。Fergusonとかが出てくるのでHighlanderシリーズよりも以前の話であることは確実。

冒頭、MacGreagorの若きLaird Artairが殺されるところから始まります。彼は飛び切りの美人Lezlieとまもなく結婚するという直前。FergusonのLairdがLezlieを嫁に欲しがっていたから、もしかしてFergusonのLairdが犯人なのでは…?という憶測が飛び交う。しかし決定的な証拠はない。恋人の敵討ちを心に誓うLezlieは、近々開かれる近隣の村々が集まるお祭りに行くという。人が集まり、もしかしたら犯人のめぼしをつけられるかもしれないから。そして彼女は秘密を抱えていた…。

「犯人」は意外な人物で、まぁまぁハッピーエンド?の決着かと思いきや、Lezlieはそんな一生を送るのね、という感じで。でも彼女はMacGreagorに尽くしているともいえ、Highlanderシリーズに引き継いでいく感じの余韻なんでしょうかね?

The Viking Seriesブログ内リンク

  1. The Viking (The Viking Series Book 1)
  2. The Viking's Daughter (The Viking Series Book 2)
  3. The Viking's Son (The Viking Series Book 3)
  4. The Viking’s Bride (The Viking Series Book 4)
  5. The Viking's Honor (The Viking Series Book 5)

主な登場人物

  • Lezlie MacGreagor…Sassaと呼ばれている。殺されたArtairの復讐に燃える。
  • Jaydan MacGreagor…Artairの護衛責任者。
  • Grdham MacGreagor…率直。商売上手。独身。
  • Kinciad MacGreagor…Artairの甥。Greer Farquharsonが好き。
  • Glynna MacGreagor…Ale作りの達人。Lezileの叔母。
  • Robena MacGreagor…Glynnaと姉妹。Lezileの母。
  • Theron MacGreagor…ale作りに従事。Glynnaの長男。Lazileの従兄弟。
  • Hildr MacGreagor…25才の未亡人。Glynnaたちがなんやかんやと気にかけている。
  • Belford MacGreagor…13才。かなり変わっている少年。
  • Isla MacGreagor…Lezileの妹。ハープの演奏が上手い。
  • Greer Farquharson…lairdの妹。凄く美人。Kincaidは気になってしょうがない娘。
  • Laird Lyon…祭りの主催者。弓矢大会をやって犯人を誘おうとKinciadにもちかける。
  • Evanna Lyon…lairdの娘。不服従。
  • Malcolm Murray…lairdの息子。Greerと婚約。
  • Slaven…護衛を従えている男。なかなかよい身なり。

12/24/2017

The Other Side of the River, Book 14 (Marti Talbott's Highlander Series) (YL5)

The Other Side of the River, Book 14 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約64,480語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第14巻。

Danielは母親が亡くなる間際に、母親からとある秘密を告げられました。弟のCoppyには抱えきれそうもない秘密だったから黙っていることに。しかし母親が亡くなってから間もなく、弟は気狂いだから迷惑だと言われ、それまで暮らしてきた村を二人は追放されます。Dainelは弟ともに村をでて、弟を受け入れて暮らせる新天地を求めて川沿いに北へ移動することに。新天地のアテは母親が死ぬ間際に言い残した村でした…。

川沿いに移動中、彼らは女性の遺体を見つけます。女性の髪は特徴的な灰色で、一目見て、川の向こう岸に住む呪われた一族MacdeanだとDainelは悟ります。下手に関わりたくないと思いますが、弟のCoppyは無邪気で、彼女が生きていることにわざわざ気が付き、助けようと言い出します。助けないことにはテコでも動きそうもない弟の様子に諦めて、呪われるんじゃないかとビビりながらも渋々Danielは彼女を助けることに同意。

意識を取り戻した彼女の名前はIsobell Macdean。村をVikingに襲われて、崖から飛び降りることによってただ一人助かった帰るとう状況のようで行き場のない少女でした。Scotland中から呪われた一族として疎まれている特徴的な髪をもつ彼女を連れての旅は困難です。しかしCoppyがIsobellを気に入り、Dainelはしぶしぶ旅の仲間として彼女を受け入れることになります…。

一方MacGregor一族ですが、すでにTavanたちの世代からNicolの世代へ移っていました。Dainelたちの「秘密」はTavanのLaird時代の騒動にかかわっていたのです。

主な登場人物

  • Isobell Macdean…15才。髪の色が灰色の一族。
  • Daniel…長男。母親が亡くなる際に「秘密」を告げられる。
  • Carbry…Danielの弟。兄からはCoppyと呼ばれている。
  • Bridget Macdean…IsobellがDanielたちと移動中に出会った同胞の女性。
  • Conal Macdean…Bridgetの父親。70代。
  • Nicol MacGreagor…三つ子の亡き後のlaird。
  • Edanna MacGreagor…Nicolの妻。
  • Frazier MacGreagor…Nicolの従兄弟。第二司令官。
  • Lachlan MacGreagor…第三司令官。19才。Danielと数ヶ月違いの年の差。

11/19/2017

Ill-Fated Love, Book 13 (Marti Talbott's Highlander Series) (YL5)

Ill-Fated Love, Book 13 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約68,200語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第13巻。

Swinton一族とKennedy一族はとても仲が悪い。しかしKennedyの若者がSwintonのLairdの娘Glenessaと恋仲となり、Glenessaは親からの命令で無理やりSwintonsの男と結婚させられる。しかしその男は殺され、Glenessaは行方不明、Kennedy一族の元で死んだようだ…、ということからますます両者の因縁は深まった。

今回MacGreagor一族は両者の仲介役ようのような役割で登場します。Sawneyはすっかり年をとり、息子のTavanにLairdの役割を譲って引退。少し年下のElspethもすっかり年をとり、二人は毎日、日向ぼっこをしながらなんのかんのと嫌味を言い合って過ごしています。Sawney登場からこの巻ですでに6冊目ですから、読者としてもそれなりに長い付き合い…!という感じで、lairdを引退した後の生活ぶりをみるのもこのシリーズで初めてなので、意外とこのへんのくだりが面白かったです。そしてElspethといえば、9巻のA Time of Madnessで、Sawneyたちが村から追放されたとき、Sawneyたちに付き従った一家の中の娘ですね。なんて懐かしい。

ElspethはSawneyを愛していますが、SawneyにはMackinzieがいましたから、その後、二人の男と結婚します。子どもも得て、それぞれ巣立ち、孫も沢山いるふたり。

Glenessaの死因をめぐる騒動もドラマチックですが、シリーズを読みついできた読者としては、SawneyとElspethの姿が印象に残りました。

主な登場人物

  • Glenessa Swinton…Lairdの娘。美貌で評判。Kennedyに殺された。
  • Tavan MacGreagor…Lairdに。
  • Sawney MacGreagor…前Laird。ボケて間違いを犯さないうちにと、早々に息子へLairdの座を譲り渡した。
  • Elspeth MacGreagor…Sawneyより5歳年下。Sawneyたちが追放された当時15歳。SawneyたちにKeter同行したKeter一家の娘。
  • Heddie MacGreagor…Patrickの息子。17歳。
  • Baodan MacGreagor…英国へ塩を入手するため出入りしているグループのリーダー。
  • Mark MacGreagor…Patrickが捜索隊の一人に選んだ若者。隠密行動が得意。
  • Ivor Kennedy…宝石だの装飾品ジャラジャラのLaird。そうええば父親もそんな感じでしたね…。
  • Bryce Kennedy…Ivorの兄。Alisonたちの父親。
  • Katie Kennedy…MacKinnon出身のIvorの妻。
  • Alison Kennedy…自由を夢見る少女。Donahailの妹。Lairdの姪っ子だが、人里離れた場所に一家は住んでいる。
  • Donahail Kennedy…長男。15才。Lairdのの甥っ子。
  • Mona Kennedy…Bryceの妻。美人。
  • Logan Swinton…Alisonを可愛いと思っている若者。
  • Derek…英国人。農業をやっている。
  • Susan…英国人。Derekの妻。農民。
  • Lord Bellas…Derekたちの領主。

10/29/2017

Choices, book 12 (Marti Talbott's Highlander Series) (YL5)

Choices, book 12 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約63,860語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第12巻。

今回は主に商業で栄えるGrahamのLairdの娘たちがさらわれる話ですね。Grahamといえば、かつてSawneyの姉PaisleyがLairdの元へ嫁ぎ、Paisleyが大事なあまり嫉妬に狂ってそこのLairdは死んでしまいまったあのGrahamです。その後一族の中の争いを制したThomasがLairdとして勝ち抜き、再び、商業の氏族として栄えています。Thomasの長女Tuesdayは、Lairdの娘としてなにひとつ不自由なく暮らしていましたが、ある日、一人でMacGreagorの土地の池へ出かけて行って、そのままストーカーのような男Olsonに拉致されます。お前の妹Fellenaもさらったから、妹を助けたければ、おとなしく自分と結婚しろと脅されて。おまけにOlsonはFellenaをさらったとき、Swintonの犯行に見せかけてきたと、とんでもないことをいう。そんなことをすれば戦争が勃発してしまう可能性がある…。

たまたまその拉致現場を見ていたAlecは彼女を救うか、戦争を阻止するためにSwintonではなくOlsonという単独犯だと仲間へ告げに行くかを悩みます。しかしどんどんOlsonは移動していき、Alecは彼らを追跡することになります。

一方、MacGreagorのLairdの娘Colinaは全然結婚する気もなく、Tavanが結婚したころから、家族の目もさけ一人で過ごすことが多くなっています。一体彼女はどんな秘密を抱えてしまっているのか…?

という、今回はLairdの娘たちの話ですね。TuesdayとColinaの話はリンクしているのか…?と思いきや、あんまりリンクしないっていう拍子抜けの部分もありますが、世代交代も感じさせる巻となっています。

主な登場人物

  • Tuesday Graham…Laridの年頃の娘。
  • Laird Thomas Graham…Scotlandで一番リッチな氏族の長。
  • Lorna Graham…Thomasの妻。
  • Fenella Graham…Tuesdayの妹。7歳にもならない。
  • Olson …中年の独身男性。
  • Jordan Graham…第二司令官。
  • Mary Graham…5歳の少女。
  • Alec MacGreagor…24才の独身男性。弓が得意。
  • Braxton MacGreagor…5歳のときからColinaに結婚をアピール。フラれ続ける。
  • Tavan MacGreagor…三つ子のひとり。一番Sawneyに似ている。何かを決断するときにはいろんなオプションを考えてから決めるタイプ。彫り物が趣味。
  • Patrick MacGreagor…三つ子のひとり。
  • Callum MacGreagor…三つ子のひとり。忍耐力もある。
  • Colina MacGreagor…三つ子たちの妹。
  • Sawney MacGregor…Laird。三つ子らの父。
  • Mackinzie MacGregor…Sawneyの最愛の妻。
  • Mark MacGreagor…6歳。戦士にあこがれ中。自分の勇気を探し続ける。
  • Kennedy Laird…Swintonへの恨みが強い。したたか。

10/21/2017

Secrets, Book 11 (Marti Talbott's Highlander Series)(YL5)

Secrets, Book 11 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約71,920語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第11巻。

前巻ではMacGreagorのLairdの三つ子のうち、二人が結婚しましたが、王都でしばらく囚われの身となっていたTavanはあまり活躍もせず独身のまま終わりました。一人独身なのでみんなに嫁の話をふられてやや食傷気味っぽいTavanが今回の主役です。三人の中で一番慎重なTavanらしく、恋愛もこれは愛なのか?なんなのか?とじっくりと見極めようとするあたり、他の二人の展開に比べてかなり慎重、とも言えますね。

そして今回はKristinという少女の出生の秘密が台風の目のようになって物語が展開してきいきます。Kristinは村はずれで優しい父Samuelのもとで農家として暮らし、森の中を一人で自由に歩き回るのが大好きな少女です。母親は幼いころに死んだと思って過ごしてきましたが、その母が実は…、という展開で、タイトルのSecretはまさにこの辺にかかってきますね。今回はなかなか悲しくもドラマチックな展開です。Kristinは頑固ですが、結構母に対する距離感は冷静で好感をもてました。

主な登場人物

  • Tavan MacGreagor…三つ子のひとり。一番Sawneyに似ている。何かを決断するときにはいろんなオプションを考えてから決めるタイプ。彫り物が趣味。
  • Patrick MacGreagor…三つ子のひとり。
  • Callum MacGreagor…三つ子のひとり。忍耐力もある。
  • Colina MacGreagor…三つ子たちの妹。
  • Sawney MacGregor…Laird。三つ子らの父。
  • Mackinzie MacGregor…Sawneyの妻
  • Kristin Macgreagor…渓谷の端に住んでいるSamuelの娘。
  • Samuel Macgreagor…Krisitinをかわいがっている父親。とても優しい。
  • Sharla MacGreagor…背の高いダークブロンドの女性。Jenaeのことを親友だと思ってきた。
  • Jenae MacGreagor…Kristinとも仲の良い女性。
  • Sile MacGreagor…寡夫暮らしの長いSamuelのもとによくやってくる。どもり。Gordonが苦手。
  • Gordon MacGreagor…Michael Buchannanと仲がいいelderのひとり。
  • Hendry Buchannan…Laird。五人の息子に恵まれたが、二人を幼くして亡くし、三人の息子は戦争で亡くし妻も亡くした。
  • Arabella Buchannan…最高の美人というわけでもはないけれど、Hendryにとっては最高の妻だった。MacGreagor出身。
  • Michael Buchannan …第二司令官。落ち着いていて気もきく。
  • Mary Buchannan…Michaelの妻。
  • Myra Buchanna…Buchannanに滞在するKristinの世話係的な女性。

10/01/2017

Triplets, Book 10 (Marti Talbott's Highlander Series) (YL5)

Triplets, Book 10 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition)

(語数約71,920語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第10巻。

前巻で結婚したMacGreagorのLaird SawneyとMackinzieはなんと三つ子の男子に恵まれた。お産があまりにも大変だったので、産婆たちは生まれた順序はわからない、という。そんな彼らが10代の後半になった頃、王から使者が村へやってきた。王がもっとも信頼していた甥とその護衛が死に、王は自分の息子と国の未来を心配していて、MaGreagorへ協力を仰いできたのだ。息子のLukeを守ってくれと。

三つ子は王子が無事村へ到着したことを王へ知らせるため、王都へ向かうことになります。そこでそれぞれ女性と出会い…、という展開。

三人とも十代だし、それまで苦労知らずで育っているので、気質はよくても用心深さはあんまりないんですよね。三人三様で活動するので、なかなか展開が目まぐるしいです。父親から半ば虐待のような形で結婚詐欺の片棒を担がされている美貌のKylieの話はうわー…、という感じで。彼女を受け入れることで一回り大きくなるような感じでしょうか。

三つ子だと誰が次期Lairdになるのかなーってあたりも気になりますよね。

主な登場人物

  • Patrick MacGreagor…三つ子のひとり。社交的。Finagal一筋?
  • Callum MacGreagor…三つ子のひとり。母親が必要なものに真っ先に気がつくタイプ。忍耐力もある。
  • Tavan MacGreagor…三つ子のひとり。一番Sawneyに似ている。何かを決断するときにはいろんなオプションを考えてから決めるタイプ。プライドも高いけど上達も早い。
  • Colina MacGreagor…三つ子たちの妹。12才。
  • Bardie MacGreagor…三つ子たちの妹。7歳。。
  • Finagal MacGreagor…Patrickが気に入っている少女。
  • Innis …Finagalの従兄の許婚。
  • Luke …スコットランドの王の息子。Englishも話せる。三つ子と同い年くらい。母はフランスの王の娘。
  • Barnad…かなりのワル。Luke王子の母方のまたいとこ。
  • Catal…かなりのワル。Luke王子の母方のまたいとこ。
  • Searlag…王都にすむ女性。Patrickに助けられて知り合いに。
  • Graw…Searlagの娘。宮廷で働いている。王の親友ともいうべきBethalの孫娘。
  • Irvine Mackinna…26で司令官へ出世。
  • Ross…Kylieの父親。娘を結婚詐欺的に利用。
  • Kylie…父親と一緒に王都へ。かなりの美人。
  • Laura…Kylieの妹。優しいので動物に好かれる。伯母のMoreckの元で暮らす。

9/09/2017

A Time of Madness, Book 9 (Marti Talbott's Highlander Series)(YL5)

A Time of Madness, Book 9 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約75,640語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第9巻。

前巻でMacGreagorのLaird Justinからクジラをもってかえってこいと不可能とも思える命令を出されて村を追い出されたNeasanたち。仲間は道中みんな死んだけれども、彼はクジラの骨をみつけ、村へ戻ってきた。

彼が最も殺したかった男は自分を追放したJustinだったが、彼はすでに死の床へついており、間もなく死んでしまった。次期Lairdとしてもっとも期待されていたのはJustinの息子Sawneyだったが、Neasanには別の野望があった。果たして彼の計画はうまくまわり、この残虐な男が次期Lairdになるのだろうか?…というひさしぶりに氏族の危機、すわ戦争か?というのが本巻です。

Sawneyの祖父NeilがLairdになる前後はかなりシビアな時代を過ごした一族ですが、一転、その息子Justin時代はかなりの安定、繁栄期でしたからね。そんなにいつも世代交代がうまく行くわけではない、Sawneyの時代の幕上げはひと悶着…というのはありそうな話です。しかしNeasanはだいぶライバルとしては抜けているので、後半は半分喜劇、Neasanがだんだん哀れにさえ見えてきます。彼は自己中なわりに、中途半端にMacGreagoぽさがあるんですよね。

そしてなにより本巻で存在感があるのは、もうひとりの主役Makinzie Cambellという孤児の少女です。彼女は親の顔もしらないほど幼いころに捨てられ、Cambell一族の中で育てられました。しかし親がいないということでなにかといじめられ、自分の殻に引きこもり、孤独に過ごしてきました。しかしそんな彼女にもつかづ離れずの見守るTavanの存在があり、「自分は孤独だと思ってきたけれど、見守られてきたんだ」ということを自覚することで、彼女は大輪の花を咲かせるように、成長するんですよね。

主な登場人物

  • Mackinzie Campbell…幼いころに孤児となり村では厄介モノ扱い。かなり強い。
  • Tavan Canpbell…19の時落馬して以来足が悪い。56歳。Mackinzieのことをっ気にかけている。Laird Campbellの兄弟。
  • Amos…スコッランド王の部下。
  • Joel…スコットランド王の部下。
  • Neasan MacGreagor…Justinに村を追い出された若者。
  • Dena MacGreagor…氏族の女主人になりたがっている女性。
  • Markus MacGreagor…Denaの父親。数少ないelderのひとり。56才。
  • Bearcha MacGreagor …隠密行動が得意なハンター。Sawneyたちに好意をもってる。Grantと親友。
  • Grant MacGreagor…Justinの姪と結婚。
  • Bryce MacGreagor…Justinの姪と結婚。
  • Paisley MacGreagor…Sawneyの姉。白髪で美人で有名。前巻でLaird Grahamと結婚したが彼の嫉妬心が凄すぎて…。
  • Sawney MacGreagor…Justinの長男。Justinの若い頃にそっくり。ほんとはAlaisdairという名前だが、誰もそう呼ばない。20歳。
  • Hew MacGreagor…Justinの次男。Sawneyより1歳年下。
  • Keter MacGreagor…Sawneyの第二司令官候補。Carleyの長男。
  • Gavina MacGreagor…Keterの妻。
  • Dolina MacGreagor…Keter の娘。11才。
  • Elspeth MacGreagor…Keterの娘。15才。
  • Blare MacGreagor…Keterの兄弟。
  • Jennet MacGreagor…Blare の妻。
  • Daw MacGreagor…Blareの息子。10代。
  • Cormac MacGreagor…Blareの息子。10代。
  • Daniel MacGreagor…妻をお産で亡くした。Justinの妹Brennaの息子。
  • Senga MacGreagor…Danielの長女。結婚できる年齢。15歳。
  • Logan MacGreagor…Danielの5歳の息子。
  • Flora MacGreagor…Danielの三歳の娘。
  • Lenox MacGreagor …独身。Paisleyの幼馴染。

9/03/2017

Abducted, Book 8 (Marti Talbott's Highlander Series) (YL5)

Abducted, Book 8 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約58,900語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第8巻。

MacGreagorのLaird Justinの次女Paisleyは、特徴的なのが白髪をもち、Scotland中で噂になるほどの美貌だった。いったん彼女の美しさの噂が広まると、遠くから彼女を一目見ようという独身男が集まってきた。近隣の氏族Laird Chisholm Grahamも、彼女と数時間過ごしただけで、あっという間に恋におち、妻にしたいと願った。しかしかつてのJustinの独身の妹たちに対する保護欲もすごかったけど、当然娘にも鉄壁の守りで、彼女と十分に過ごしたりする機会はもてそうもなかった。そんなある日、何者かが彼女を誘拐していってしまった。果たして彼らは何者なのか、彼女を戻すつもりはあるのだろうか?

…という、誘拐ものです。Justinは二人の娘と四人の子持ちになっており、妻のDeoraは6人目のお産で亡くなっています。長女は結婚済みで、次女のPaisleyが16歳を迎えようかという年頃になっています。長男はSawneyでPaisleyの弟でまだまだ子どもですが、とても気立てがよさそうな子どものなのでこの子が次期Lairdになるのでしょうか。

娘の誘拐のことで頭がいっぱい、娘の為なら戦争を起こさんばかりのJustinですが、人の話を聞かない自分本位のLaird Monroが突然娘のBlankaを預けにきて、あんたは独身だから俺の娘と結婚するに違いない、と勝手なことを言って娘を置いて行って、こんな混乱しているときに再婚するの…?という不思議な展開があったり。Kennedysはこれまで盗みの常習犯でイヤな氏族、って感じでしたがLairdが変わってかなりまともな感じになったんだな、ということを感じてみたり。

そして何より、Neilと違って壮絶な苦労をしていないJustinは、将来に禍根を残すんじゃないの?…という決断を最後に行います。Justinの妹Carleyは前巻では不幸でしたが、本巻でも結構不幸ですね…。本人の気立てはいいのに。

登場人物一覧

  • Paisley MacGreagor …Justinの二番目の娘。15歳。
  • Laird Chisholm Graham…独身。Paisleyに一目惚れ。23歳。
  • Leslie MacGreagor…Justinの長女。既婚。
  • Deora MacGreagor…六人目のお産のとき亡くなる。
  • Carley MacGreagor…Justinの三番目の妹。再婚した。
  • Moan MacGreagor…Carleyの再婚相手。Justinのよきアドバイザー。
  • Alisdair MacGreagor…Justinの長男。Paisleyより2歳下。かなりうるさいのでSawneyと呼ばれている。
  • Hew Macgreagor…Justinの次男。
  • Thomas MacGreagor…Blankaの護衛役に。基本は狩人。
  • Neasan MacGreagor…母親がCarleyと親友。
  • Laird Macalister…かなり残虐な性癖のLaird。
  • Rona Macalister…Macalister の亡くなった妻の姉妹。毒薬に詳しい。
  • Adair MacDuff …Rossの弟。
  • Ross MacDuff …Adairの兄。
  • Laird Monro…なかなか巨大な氏族のLaird。自分の娘を是非Justinに、と置いていく。
  • Blanka Monrf…Laird Monroの娘。気立てよく穏やか。
  • Blathan Keith…Keithsの第二司令官。

8/26/2017

The Golden Sword, Book 7 (Marti Talbott's Highlander Series)(YL5)

The Golden Sword, Book 7 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約65,720語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第7巻。

珍しくこの巻はちょっとしたミステリー風味で、主に3人の若者とMacGreagorでおきた殺人を軸に物語は展開していきます。

一人目は森の中で母と孤立するように暮らしていてる少年Essen MacKinnon。母を亡くして一人で彼女を埋葬したその日、なぜかEssenの名前を知る男が現れ、黄金の剣の話をします。自分は老い先短いから、お前が探しさなさい、そのために一人でも生きていける術を教えるから、と、Essenとしばらく暮らし、そして彼もまた死んでいきます。Essenはそこから数年、一人で暮らしますが、やがて旅にでてもやっていけそうだと思えた18の年に、宝剣探しの旅へ出ます。

もうひとりはスコットランドの宮廷に仕えるBethal MacGreagor。彼女は四巻のカップルHannishとBethiaの娘です。とても気の利く彼女は、すっかり女王のお気に入りとなり、王にも気に入れられます。しばらく宮廷で働いたら、故郷へ戻って結婚しようと考えていたBethalですが、王は手放したがらず、逆に、MacGreagorの独身男を連れてくればいいではないか、と思い至ります。

そして3人目はPatches。彼女はJustinの一番末の妹です。彼女は同年代であまり相性のよくないBreiveから、ある日、あなたはさっさと結婚するべきね、と言われます。Breive曰く、Justinには二人の娘しかいないから、次期Lairdはきっと妹たちの夫ということになるでしょう。その為にあなと結婚したがる男たちが、あなたの結婚が決まらない限り結婚しようとしないから、私たちの結婚も遅れるのよね、と。Patchesはそんなことを考えたこともなかったから、悩みだします。そして翌日、Breiveは何者かに殺されます…。一体誰が彼女を殺したのか…?

このEssenがある種の純粋培養というか、無垢な感じでとてもいいんですね。そして黄金の剣といえば、かつてNeil時代にWalrickが抜いて見せたMacGreagorの剣ですよね。どんどん氏族の歴史も積み重なって、そこからまた物語がつながっていって…。まさに氏族のsaga。巻数を積み重ねるにつれどんどん深みもましていきますね。

  • Essen MacKinnon…母とふたり森の中に隠れ住んでいる少年。
  • Moran Larmont…Essenが森の中で出会った男性。優しそう。
  • Allie MacKeith…Essenが旅の道中出会った女性。野垂れ死にしそうだった。MacBainの人と結婚したが、MacBainsから追放された。
  • Patches MacGreagor…Justinの四人姉妹のうちの一番末の妹。クリスチャンネームもあるけど幼いころしばしば服をダメにしてつぎはぎだらけだったのでみんなからPatchesと呼ばれることに。
  • Bethal MacGreagor…Scotslandの宮廷で務めている。BethiaとHannishの娘。the Slype-Groat boardが得意。Scotlandの女王のお気に入り。王にも気に入られる。
  • Donan MacGregor…走るのが得意。Patchesとそれまでそう親しく話したことがあるわけではなかった。Patchesより六歳年上。かなりハンサム。
  • Breive MacGreagor…Patchesと同い年の少女。Donanが好き、だいたいのことで意見が一致しないのでPatchesは苦手意識。Bethalとは仲が良い。
  • Carley MacGreagor…Justinの四人姉妹のうちの3番目の妹。Mefinと昨年結婚。
  • Mefin MacGregor…Carleyの夫。Jusitinの妹を嫁にしたわりに出世しない。食事はいつも遅刻、とだらしない。
  • Shaw MacGreagor…Justinの一番上の長女の夫。第二司令官。Justinがもっとも信頼する男。
  • Trallen MacGreagor…夫に暴力を振るわれた。Kennedysに嫁いでいた。4巻で9人姉妹の一人Alisonと結婚したBenの従妹みたいですね。
  • Balloch MacGreagor…双子と仲がいい。双子にいつもゴシップを教えてくれる独身男性。
  • Catell MacGreagor…双子の姉妹のひとり。Donanに惚れていたが、だんだんBallochを好きに。
  • Jinty MacGregor…双子の姉妹のひとり。Donanに惚れてる。
  • Ruskin MacGreagor…JustinがScotland王のもとに連れて行った独身男性の一人。宮廷で女性といい仲に。

8/19/2017

Betrothed, Book 6 (Marti Talbott's Highlander Series)(YL5)

Betrothed, Book 6 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約115,9400語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第6巻。

この巻から短編の集まりではなく、1冊で1話という感じになるようです。そしてMacGregorsも世代変わりして、Neilの息子、JustinがLairdになっていました。

子ども時代からして性格がよさげなJustinでしたが、妹が4人。母のGlennaは健在。Neilがしっかり一族繁栄の土台を気づいていたこともあって、Neilが亡くなってから3年。なかなかMacGreagorsは繁栄しているようです。

そこへある日、例の言葉"hollow"がEnglandから届き、Justinは困惑します。祖父時代のLairdとEnglandの王たちの間の秘密の合言葉。しかしこの言葉を知る最後の王はすでに死んでいる筈。いまさら誰が、MacGreagorのLairdをEngland側で招集しているのだ…?

一方England側では、Lady Deora Medwinは彼女の意志に反して王の非嫡出子のTrumbleとの婚約を強要されていました。母は亡くなり、今は父と娘二人だけの家族。Deoraは父のMedwinを深く愛していましたが、こんなひどい結婚を強要してくるなんて、父はこんなことをするような人間だったのだろうか?お嬢様のDeoraにできることはもはやただ一つ、逃げること。

Ψ

ということで、この二人が主役になりますが、まぁJustinの不器用っぷりが可愛いです。Neilの当初の不器用っぷりを思い出す(笑)。

そして妹たちに対する過保護っぷり、シスコンぶりときたら…!

ちなみにDeoraの父親はなんと前巻1話目「Clare」でAlcottの執事をやっていたStuartですね。例の決闘で土地を手に入れ、裕福になっていました。MacGreagorsと生涯の友情を約束していたから、どこかで出てくるのかなぁとその時は思いましたが、その伏線の回収がこの巻でした。

登場事物一覧

  • Lady Deora Medwin…Medwinの一人娘。
  • Lord Stuart Medwin…Deoraの父。かつてLord Alcott of Cumberlandを殺して今の領地を得た。
  • Swete…Deoraの子供の頃からの侍女。
  • Lord Elseway Trumble…Deoraの婚約者。ぼんくら。王の非嫡出子。
  • Baron Vance…Trumbleと犬猿の仲で、Deoraと結婚したがっていた。
  • Franklin…Vanceの下男。
  • Justin MacGreagor …MacGreagor のlaird 。
  • Shaw MacGreagor…Justinの右腕。英語を話せる。Justinの妹Brennaが好きだが、これまでシスコンのJustinがうるさいので近寄れなかった。
  • Ginnion MacGreagor…戦闘のときは誰より獰猛だけど、女性がいるときは優しく子羊のようにおとなしい。頭痛治療が得意。
  • Cowall MacGreagor…Justinの護衛。 Hewitt、Toshと従兄弟。
  • Hewitt MacGreagor…Justinの護衛。Cowall,Toshと従兄弟。
  • Tosh MacGreagor…Justinの護衛。Cowall, Hewitt と従兄弟。
  • Lennie MacGreagor…Justinの護衛。
  • Moan MacGreagor…第二司令官。Justinの留守中は村を預かる。
  • Ceanna MacGreagor…Justinの一番上の妹。もうすぐ17才。Glenna に似ている。
  • Brenna MacGreagor…Justinの妹。シャイ。15才。庭造りが好き。
  • Carley MacGreagor…Justinの妹。14才。
  • Lorna MacGreagor…Justinの妹。9才。
  • Dicocail Kennedy…Swintonsとの戦争のあとLairdになった。Justin曰く公正で賢明なタイプだから氏族のために尽くすだろうと。

オマケ

このシリーズときどきplaidを着るのを手伝うシーンとか、プリーツを作っているシーンがでてきて、前から着方が気になっていたんですよね。そういえばいまどき動画があるんじゃない?と思って検索したらちらほらありました。

plaidは想像以上に大きい布だし、一人で着こなすには寝ころばないとムリじゃない…?という気がしました。こういう動画は面白いですねぇ!

Marti Talbott's Highlander Series 5 (Clare, Dolee, Catlin & Lasha)(YL5)

Marti Talbott's Highlander Series 5 (Clare, Dolee, Catlin & Lasha) (English Edition) (語数約73,160語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第5巻。

1話目は4巻でEnglandへのKadickの夫探し、独身男の嫁探し騒動で、姉のGreerに修道院から救い出されたClareのお話。修道院でも扱いにこまるほどの彼女は凄い美人で、目立たないようにいつもボロを着ていた。ところで村へついてボロを脱いだらものすごい美人。ということで、男たちからの注目を集め、女たちからは、"彼女が結婚を決めないと、独身男たちがチャンスがあるんじゃないかといつまでも決断をしない"と嫉妬され…。姉との再会は嬉しかったけれども、周囲からのプレッシャーで針のむしろの気分で過ごしていた。というのも修道院にいた頃、たまたま市場で知り合ったAlcott of Cumberlandと恋に落ち、ひそかに手紙のやりとりをしていたのだ。その彼が死んだという手紙を受け取り、絶望していたところへ、姉が現れて修道院から連れ出してくれた。しかし彼への思いは消えず、とても結婚するような気分ではない…。こんなに結婚への周囲のプレッシャーが強いなら、いっそEnglandへ戻った方がいいのではないか?

…ということで果たしてClareはEnglandへ戻ることになるのかどうか?という展開ですね。

2話目は子宝に恵まれない夫婦の話。とても夫のCamranを愛し合っているのにどうしても子どものできないDolee。さまざまな治療や薬をためして体も壊しそうになって夫からはもう無理して試そうとするな、と止めれていた。

土地柄、結婚後3年たっても子どもができなければ夫は離婚してもいいというルールがあった。3年目に入り、Camranはそれでも自分を愛してくれているという思いもあったが、子どものことを諦めきれないDoleeは、九人姉妹の一人Nessaから、Kennedy一族によくあたる女占い師がいるのよね、という話を聞いて…。

3話目はなんと予想外の来訪者がMacGreagorへやってきて…、というお話。LairdのNeilが、父親が死んで兄のSweenと争っていた時、叔母のRachel一家は仲のいいCameron一族へ去っていき、戻ってきませんでした。その子どもたちが、来訪するのです。

MacDonald一族にMacGregor一族が襲撃されたとき、Cameron一族はMacDonaldよりの中立、というような雰囲気でしたが、一体LairdになったBlairや、Englandの王位継承権をBlairと結婚するために放棄したCharletたちはどうしたんだろうと思っていました(それから出世しそうだったハンサムボーイYuleとかSteppenの姉Mareeあたりは全然若いと思いますが、どうしたんでしょうかね…。疫病?)。RachelたちやCharletのその後はこのお話でわかります。

4話目は新天地にきてからのご近所氏族Haldaneとのお話。この氏族はMacGreagor氏族の周辺をウロウロし、偵察されていることはわかっていましたが、一向に対話しようという気配もなく、敵対的なのかどうかもわからず、不気味な存在でした。ある日、狩りの途中で立往生している子どもをみつけたCowan MacGreagorは、キルトの柄からHaldaneの子どもか、と察して、誘拐の誤解を受けても困るので、Haldaneへ単身、子どもを送り届けます。子どもはLairdの一人息子で、Lairdからも感謝されます。そこでわかったことは、どうやらHaldaneのLairdはまともだが、その妻が相当な情緒不安定で、村全体がおかしくなっていること。この気分屋の妻がいるために、妻をつれてMagCreagorへ挨拶にいくこともできないし、かといって置いていくこともできない。それでもこの妻を愛しているのだという。一方、Lairdの妹Lahsaは独身で、兄家族と同居しており、このヒステリックな義姉にうんざりしていた。いずれこの小さな村の中の男と結婚することが義務だと思い込んでいたが、今日甥っ子を助けてくれたあの男性は…?という感じの一目ぼれ展開ですね。個人的には、HaldaneのLairdは、この妻相手に忍耐強く、面白いなぁと思いました。

NeilはLairdとして繁栄期って感じですね。ときどき女性たちから、「出ていく!」とか言われてドキマギしていますけれども賢いGlennaもいますからね。序盤に彼は苦労しすぎているので、若死にするのではないかと心配していました。

1話:Clare

  • Clare …Greerの妹。凄い美人なのでいつでも注目の的で苦労している。
  • Marlow…修道院の人間でよく市で売買している。
  • Alcott of Cumberland…イングランド人。Lord Wickerlyに。
  • Stuart of Cumberland…Alcottのsteward。半分ScotなのでGaelicを話せる。
  • George of Leics…Englandの新しい王。
  • Tristan MacGreagor…Englandの新王の噂を最初にNeilへ知らせる人物。偵察に長けている。英語を話せる。
  • Lucas MacGreagor…Jesuupの再婚相手。
  • Jessup MacGreagor…Englandの女性。亡くなったEngland王と親しかった。

2話:Dolee

  • Dolee MacGreagor…心からCamranを愛している。21才。
  • Camran MacGreagor…Doleeの夫。毛皮職人。
  • Nessa…九人姉妹の五女。いつも姉妹からはwitlessとか言われている。
  • Ros MacGreagor…Nessaが好きな相手。しかしEmilyがいつも彼の回りにいる。母親違いの年の離れた弟たちがおり、面倒見がよい。

3話:Catlin

  • Catlin Cameron…BlairとCharletの娘。身のこなしが素早い。Liardの息子Lammondから追いかけまわされている。
  • Thomas Cameron…RachelとConnorの子ども。17才。かなり陽気。
  • Julia Cameron…RachelとConnorの子ども。兄Thomasとはいつも口げんか。
  • Lammond Cameron…Lairdの息子。かなり残虐なタイプ。
  • Thanna Cameron…他に女がいないとき、Lammond Cameronに立ち寄る相手。Lammondのことは嫌っている。
  • Vallam MacGreagor…Catlinとバッタリ森であったときに、彼女にけがをさせられる。不覚をとったと思うも、Catlinから目が離せない。
  • Luag MacGreagor…NeilからCatlinの護衛役に任命。Neilの遠征のときはだいたい第二司令官をやっている。
  • Slade MacGreagor…九人姉妹の長女Edanaの夫。ハンサム。Cameronに親戚がおりMcDonald襲撃のときは親戚に匿ってもらった。
  • Hannish MacGreagor…Bethiaの夫。裏切りのFerguson のlaird を暗殺した。

4話:Lasha

  • Cowan MacGreagor
  • Ena Haldane…lairdの妻。かなり情緒不安定。笑えば美人。
  • Lasha Haldane…laird の妹。
  • Sionn Haldane…Lashaの婿候補の一人。狩人。明るいし、思いやりがある。
  • Lorna…Cowanに気があるけど、お産を考えるととても声もかけられない。
  • Aleen …九人姉妹の末っ子。Lornaと友だち。

8/12/2017

Marti Talbott's Highlander Series 4 (Bethia, Alison, Kadick & Glorie) (YL5)

Marti Talbott's Highlander Series 4 (Bethia, Alison, Kadick & Glorie) (English Edition) (語数約87,420語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第4巻。

3巻でより北部へ移動してWalrickがLairdをつとめていたMacClurgと合流することになったMacGreagor一族。1話目はそうとは知らず、しばらくEnglandのおばの家に身を寄せていたBethiaの物語です。彼女は恋人が別の女性と婚約したと思い、別の女性と結婚した彼を見て暮らすのは耐えられないと思って、数年前にEnglandへ旅立ちました。しかしEnglandでは叔母が死に、従弟たちはかなり性質が悪くていられなくなり、従弟の馬をとっさに盗んで久しぶりに単身故郷へ戻ってきたわけです。ところがもう村がない。焼け落ちた後がある。MacGreagorは全滅したのか?と思って絶望していたところへ、Neilが散り散りとなった氏族を探すために放った捜索隊の一人、元恋人Hannishが現れて、二人は再会して…、という展開。Bethiaの従兄が相当なワルで、二人はずっとこの従兄に追跡されます。そしてBethiaには叔母の家で働いていて残してきたScotsのハーフメイドGreerを救い出したくて仕方がありません。果たして従弟たちをまいてメイドのGreerを救出することができるのか…?という展開になっていきます。

以降はネタバレあり。それなりに長いシリーズですので備忘録的に!

2話目は前巻で合流した9人姉妹の三女Alisonの物語です。Alisonは母親がお産で亡くなったことから、絶対子どもを産みたくない≒結婚したくないと思い詰めており、男どもの視線にはうんざりしている日々を送っています。Alisonは動物が大好きで、家畜にかまいたくてしょうがない。しかしMacGreagorでは家畜の世話は男の仕事になっているから、遠目にみるだけ。そんなことから家畜の世話をよくするBenの姿がだんだん視野にはいってきます。BenはどうやらAlisonは男が近づくと遠ざかることに気づいて、彼女が自分の方を見ていても気づかないフリをし、彼女から話しかけてくるのを待ち続けています。…なんだかナウシカの「こわくない、こわくない」みたいな感じの展開ですねwさらに別部族でAlisonを見初めて自分の嫁に…、と思い込んでいる男が誘拐を思い詰めてて、という危険も迫ってくる話です。9人姉妹の団結力も見もの。

3話目は生まれつき顔にあざのあるKadickの物語。顔にアザがあるせいで、呪われていると思った実の母親には捨てられ、子どものいなかったMillin夫妻に育てられたKadick。自立して今は一人暮らしをしているけれど、皆から無視されていると感じる日々。あるときNeilたちの会議にあらわれ「私はこの村で無視されている。このままでは夫を得ることができないからイングランドへ夫を探しに行く」と宣言。Neilは驚愕して、イングランドへは護衛をつけてあげよう、と申し出る。Neilの妻Glennaは動じず、どうせいくならイングランドへ独身男をたくさん連れて行って嫁探しもしたら?とそそのかす。イングランド人のJessupやGreerは喜んで、シャツを脱げば嫁にくるわよ、とからかいつつ、お祭りで誘い出したり、とにかくお肉で歓待すればメイドなんかをやっている娘たちはイチコロよ、とアドバイス。結局英語を話せる通訳も必要だということでNeilとGreerが同行することに。果たして独身男たちに嫁はみつかるのか?そしてKadickの夫となる人物は…?

4話目はGlorieというタイトルですが、かなりの部分、Kadickの殺害未遂の事件に起因した展開となります。MacGreagorが来る前、Walrickが現れる以前に、Kadickは小屋に火をつけられ、殺されそうになったことがあった。犯人はわからない。Neilは自分たちがくる以前のこととはいえ、激怒します。そんな大事件を誰も一度も触れずに隠しているとはどういうことなのだ?とMacClurg全体に不信感を抱きます。はたして両氏族は相いれない、と別の道を行くことになるのか?それとも…。

この巻ではNeilは不幸に翻弄されているばかりではなく、偉大なLairdとして皆を率いていく感じがでてきましたね。とはいえ、よく彼を襲う頭痛とか、不穏な感じも多少あるんですよねー。

1話:Bethia

  • Bethia MacGreagor…二年前からEnglandの叔母の家に住んでいたが故郷へ戻ってきた。
  • Aunt Beth…Bethiaのおば。
  • James…Bethiaの従兄弟。Aunt Bethの一人息子。がめつい。もしかして財産狙いで母を殺しました…?
  • Baron Giffart…絶賛妻募集中のイングランド人。でもモテない…。
  • Luella …Bethiaの従姉妹。かなりの意地悪。
  • Hannish MacGreagor…Bethiaが心響を飛び出した原因の人物。Neilが散り散りになった一族を呼び寄せるために各地に放った者の一人。
  • Brendan MacGreagor…BethiaがHannishのガイドで新天地に向かう道中に合流。独身。
  • Greer…BethiaのEnglandでの友だち。叔母の家でメイドをしていたが、スコットランドのハーフでGaelicを解すので親しくなった。

2話:Alison

  • Ben MacGreagor…家畜の世話全般をよくしている若手。
  • Alison…九人姉妹の四女。
  • Nessa…九人姉妹の五女。15歳。
  • Millin MacClurg…Alisonにゴシップを教えてくれる未亡人。疫病で夫を失う。41歳。
  • Cenna MacGregor…NeilとGlennaの娘。Glennaの母親の名前にちなんで。
  • Dominic …Alisonの護衛。
  • Comin MacDuff…Alisonを嫁にしたがって、誘拐するしかないと思い詰めている男。

3話:Kadick

  • Kadick MacClurg…小柄な女性。Millin夫妻が育ての親で愛されて育った。弁がたつ。
  • Donnahail MacGreagor…疫病で生まれつき足の悪かった妹を亡くした。散り散りになったMacGreagor一族の探索に出た八人のうちの一人。とても優しい。
  • Feargon MacClurg…九人姉妹の次女Slavaの思いの人。
  • Luag…Neilがこの旅で第二指揮官に選んだ若者。
  • Maon MacClurg…イングランドへ嫁探しの旅にでる若者の一人。
  • Dora…イングランド人のメイド。
  • Carol…イングランド人のメイド。
  • Glorie…イングランド人のメイド。
  • Maggie…イングランド人のメイド。

4話:Glorie

  • Glorie…イングランド人。祈ることが仕事と思っている。かなり頑固でNeilも手を焼く。
  • Silus MacClurg …Kadickの夫探し、嫁探しツアーに参加した若者。
  • Dora…イングランド人のメイド。赤毛で緑の瞳。
  • Burk MacClurg…Glorieが気になっている。そういえば森の中をさまよっていたWalrickをLairdとして迎えに行った一人であのとき一番の若手で15歳でしたね。
  • Cobb MacClurg…頑固なelder。Burkの叔父。

8/05/2017

Marti Talbott's Highlander Series 3 (Taral, Ralin, Steppen, Edana & Slava)(YL5)

Marti Talbott's Highlander Series 3 (Taral, Ralin, Steppen, Edana & Slava) (English Edition) (語数約1196600語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第3巻は5話ありますが、1話ずつがかなりの密接具合で、Highlandに蔓延する疫病、半数近くの死者を出すMacGreagor一族、戦闘能力が落ちたところへのMacDonaldの襲撃…、とNeilはまたもや一族の存亡の危機に立たされ、この巻でもあらゆるタイプの苦労をしっぱなしです。 以降はネタバレあり。それなりに長いシリーズですので備忘録的に!

1話目は2巻の終わりでめでたくGlennaと結婚したNeilでこのまま円満夫婦か?と思いきや意外とそうでもなく…。ともかくLairdとしてNeilが忙しすぎて夫婦水入らずの時間が全然ない。Glennaは立場を理解しつつも疎外感いっぱい、一方Neilは結婚のキッカケにやっぱり負い目を感じていて、今一歩踏み出せない状態で、こじれにこじれ…。第2司令官Patrickの妻となったイングランド人のJessupはGaelicがあまり話せないせいでこれまた孤立していたので、言葉が通じないなりにもGlennaとJessupは意気投合。「幹部の男どもは仲良すぎていつもくっついていてなかなか家に帰ってこないじゃない!」とこれまで登場してきた女性陣がストライキを起こす、というなかなか活気のある展開です。

ほほえましい感じになって1話が完結するのかなーと思いきや、展開。終盤、Highland一体で疫病が蔓延して、MacGreagorsはなんと半数近くの死者を出してしまいます。そして主人公としてクローズアップされてきた人々も、半数は亡くるという読者としてもちょっと呆然とするような展開を迎えます。

2巻の終盤で盲目になりつつあるKindelと結婚したWalrickですがこの疫病でKindelを亡くし、絶望のあまり、夢うつつの状態で森をさまよいます…。2話ではこのWalrickの放浪、そこからの北の大地での道の一族との遭遇が描かれています。絶望状態からの「え、どうなるの?」という面白展開なんですよね。一方、並行して疫病で人数を一気に減らして弱体化したMacGreagorsは、北のMacDonaldから狙われることになります。今やFergusonはMacDonaldと同盟を組み、Cameron一族もMacDonaldと戦う気はない、という状況の中、Neilは機密が漏れることを恐れて多くを語らないし、女性たちはどうすれば生き延びられるのかとの不安に右往左往して、それぞれの身の振り方を決めます。年頃のRalinはMacGreagorのGillと惹かれあい、襲撃で結婚生活が短くなることを覚悟しながらMacGreagorの衣装で結婚したいという思いから結婚。一方、疫病でDanを亡くしたTaralは感じのよさげなFergusonの男と結婚して身の安全をはかったりします。

3話はついにMacDonaldが襲撃してくるシーンとなります。

兄のPatrickを疫病で亡くしたSteppenは、NeilとGlennaの家で過ごしていました。MacDonaldによる襲撃を予測していたNeilは、

彼らの幼い息子Justinと宝剣をSteppenに託し、まずは目立たぬように逃げろ、と言い含めて二人を一足先に村の外へ逃します。

Patrickや母が亡くなって絶望したJessupはイングランドへ戻っていたので、Steppenはひとまず義理の姉を頼れ、とNeilから言われていましたが、村を抜け出した晩に村が大火災で焼け落ちるのを目撃して、「MacGregorsは皆死んだのだ、Neilたちの子どもJustinをイングランドで育てるわけにはいかない」と思い、スコットランドの奥地へ、北へ北へと向かっていきます…。

一方のNeilは一族全員をまずは秘密のトンネルから逃し、囮として自身は10人の護衛と共に最後まで村へ残り、村自体を焼き払います。Viking Seriesから読み継いでいる私としては、この土地にやってきた当初からの一族の思い出を知っているので、郷愁的な思いも沸いていて、命をかけてまで土地にしがみつく必要はない、というNeilの決断に、よく決断したなとグッとくるものが…。

Neilは先に逃した妻のGlennaとJessupの屋敷で落ち合いますが、Steppenがいつまで経ってもやってこない。一族を再集結させるための新天地を開拓する役目もあるので後ろ髪惹かれる思いで、やはり彼らも北の大地へ向かう流れとなります。

4話は美青年Sladeの話。MacDonaldの襲撃時に彼はCameronの親戚を頼って10人をかくまってもらいましたが、MacDonaldの追撃もひと段落した今、いつまでも親戚の家にいるわけにもいかず、かといってアテのない旅に子連れは困難…。というわけで、若い彼が10人の先遣隊としてNeilを探し出すことに。やがてSladeはGlennaが一族の為にと残した森の中の目印をみつけ、それを頼りに移動していたところ、父親に「売り飛ばされ」そうになっている9人姉妹に出会います。女性が困っていると首を突っ込むのがMacGregorの男たちなので、Sladeも迷わず彼女たちをかばい、追っ手を避けながらMacGreagorsがいるであろう新天地の旅を続けます。ロクでもない父親と兄弟たちから妹たちを守ってきたEdana。妹たちの「家長」的存在でもあり、妹たちもなかなかにそれぞれにたくましいんですよね!

そして5話目は9姉妹の次女Slavaの話。実は父親が9姉妹をKennedy兄弟に売り飛ばそうとしていたことには根拠があった…、という思わぬ展開。9姉妹の団結力にはちょっと瞠目しました。

それにしてもMacGregorsの女性を大切にする、という鉄則が北の大地でも近隣の村々も巻き込んでいろいろな展開に生きてくるあたりが、このシリーズの面白いところですね。そして一族消滅の危機を乗り越えたNeilの苦労は、この巻でひと段落がつくんでしょうか?

1話目:Taral

  • Taral MacGreagor…朝日が大好きな早起き娘。ユーモアセンスがありよく笑う。2巻でYuleに嫁いでいったMareeの妹。結構苦労します。
  • Dan MacGreagor …Taralが好き。Neilの護衛の一人。繊細で記憶力がとてもいい。
  • Armitage MacGreagor…壁の外に住んでいる。Taralをしきりに散歩にさそい、礼儀正しい。しかし退屈。
  • Olson MacGreagor…Taralの婿候補としては一番若い。楽しい子だけれど落ち着きがない。18才。
  • Steppen MacGregor…Patrickの妹。お話し上手のMareeをとても気に入っていたエピソードが懐かしいですね。Mareeの妹のTaralの親友。
  • Leesil MacGreagor…一歳。NeilとGlennaが育てている娘。
  • Lorne MacGreagor…Neilの護衛の中で一番シャイだが、Fergusonから嫁をもらうことに。
  • Dolak…Ferguson出身のLorneの婚約者。

2話目:Ralin

  • Gelson MacClurgs…Walrickを森のなかで見つけて自分たちのリーダーに良さそうだと拾ってくる。19才。第二指揮官に。
  • Mark MacClurgs…18才。第三指揮官に。
  • Cobb MacClurgs…17才。
  • Austin MacClurgs…17才。
  • Burk MacClurgs…15才。
  • Knox MacClurgs…自分をLaird と思っている男。他人を罰するのが大好き。
  • Ayson MacClurgs…二十歳。イケメンだけどかなりのシャイ。Effieが気になる。
  • Effie MacClurgs…Buchananの夫を持っていた女性。
  • Laird Ronan Graham…MacClurgsと親しくしている族長。
  • Ralin MacGreagor…Taralと親友。壁の外で暮らしていたが、疫病で父を亡くして、壁の内側のTaralと一緒に暮らし始めた。
  • Gill MacGreagor…平均的な男。
  • Steppen MacGreagor…17歳。家族を亡くし、NeilとGlennaの元で暮らしています。
  • Justin MacGreagor…NeilとGlennaの息子。
  • Laird Shaw Ferguson…1巻でKennaが嫁いだFergusonのLairdなので、結構年だね。
  • William Ferguson…好青年に見えるが…。

3話目:Steppen

  • Lucas MacGreagor…逃走経路を綿密に組み上げ、McDonaldからの追手をひきつけ、攪乱。
  • Katie MacClurgs…Walrickの養女。ああいえばこういう、というタイプ。
  • Clifton MacClurg…Katieよりひとつ下。
  • Janell MacClurg…Walrickと同い年くらいの女性。子どもたちの面倒をよく見てくれる。

4話目:Edana

  • Slade MacGreagor…かなりのハンサム。家具職人になることを希望している。結構堅実な考え方。
  • Edana…19歳。長女。姉妹の家長的存在。
  • Slava…次女。内省的。でも猪くらい倒すわよ。
  • Charlotte…三女。
  • Alison…四女。
  • Nessa…五女
  • Sheena…六女。14歳。
  • Colina…七女。
  • Laura…八女。
  • Aleen…九女。11歳。
  • Jonrose MacClurg…Gelsonの妻。
  • Lorne MacClurg…Gelsonの息子。

5話目:Slava

  • Geddes MacGreagor…Taralへ求婚中。とても優しい!
  • Laird Kennedy…ハンサム。結構、理性派なんじゃないかとは思いますよ。

7/22/2017

Marti Talbott's Highlander Series 2 (Maree, Gillie, Jessup & Glenna) (YL5)

Marti Talbott's Highlander Series 2 (Maree, Gillie, Jessup & Glenna) (English Edition) (語数約119,040語)

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第2巻は4話あります。1巻でも様々な名前がでてきましたが、2巻でも引き続ぎ、1巻の人物やなんかもでてくるので、だんだんMacGreagorの族長一族の周辺の面々が身近になってきました!

1話目はKevinとAnnaの息子たち、SweenとNeilが青年になってからのお話です。SweenはKevinの長男ということもあって次期族長と目されているものの、問題児。47歳となるKevinは、1年ほど前にSweenを3番手の指揮官とし、彼を次期族長にして、果たして一族の為になるのだろうか?と、見極めようとしています。弟のNeilの性格は申し分ないが、一族を引きにいるには若すぎる…。

一方、BlairはCameronのLairdになっていて、若いYuleをそろそろ3番手の指揮官として育てようとしています。尊敬するKevinの元へ預けたらいい刺激になるのではないかと、MacGreagor一族の元へ送り出すことにしました。送り出されたYuleがMacGreagorで最初に出会ったのは、お話上手で子どもたちに囲まれているMaree。彼はすぐに彼女を気に入り、彼女も彼に惹かれます。

ところが父親に叱責されて不貞腐れていたSweenの目にMareeの姿がたまたま目に入り、彼女はSweenに八つ当たりされ、男性不信に落ちてしまう…、という不穏な展開。族長の息子といえども、女性や子どもに決して手を挙げてはいけないという鉄則のあるMacGreagor一族の中にああって、なんということをしてくれたんだ、という話にこれはなりますよね。

2話ではついにKevinは亡くなり、皆、Neilが次期族長なんだと思っていたところへ、Sweenが悪友や手下を連れ込み、村を乗っ取る、というまさかの展開。Neilは21歳。Sweenは攻撃的なMacDonald一族と話をつけており、NeilはMacDonaldにとらえられ、処刑されそうになります。そこで命を救ってくれたのが、MacDonald一族のGillieという女性だったが…、という展開。Neilはとても性格がいいのに、兄のお陰で苦労の連続、そして「立場」もあって孤独ですね…。兄のSweenと対決せざるをえない状況に追い込まれたNeilの決断は…、という感じの話です。

3話ではNeilの右腕Patrickのお話。たまたま森の中で酷い怪我をしているEnglandの女性Jessupと出会い、彼女と恋に落ちる話なのですが、JessupはEnglandの王の友達(1巻でCharletが玉座を譲った彼ですね!)であるものの、狂人じみた兄と、強欲な叔父に苦労させれていて…、というままならぬ人生を歩んでいました。

4話はいよいよNeilの結婚話ですね。族長になってしまっているので、その立場から気苦労も多く、嫁探しが意外と難航していて…、という感じ。最終的に彼はとても賢いGlennaという女性と結婚することになりますが、結婚のキッカケがGlennaにとっては酷いものだったので、Neilはそれが引け目となって、のちのちまで尾をひいていきます。

KevinやAnnaみたいな立派な両親のもとでも、Sweenみたいに相当ひねくれて育ってみたり。かたや性格のとてもいい優しい弟のNeilは、兄や、その立場から苦労の連続すぎて…(涙)。でもまじめすぎるNeilを作者がいじりたくなる気持ちはわかります。その方が波瀾万丈のドラマになりますもね…。

1話目:Maree

  • Yule Cameron…Cameron一族の3番手となる若者。
  • Blair Cameron…CameronのLairdに。
  • Maree MacGregor…子ども好きの15歳の少女。物語を話すことが大好き。
  • Sween MacGregor…Kevin MacGreagorの長男。19歳。
  • Neil MacGregor…Kevinの次男。15才。素直で優しい。
  • Mungo…Sweenの悪友。次期族長になるであろうSweeとくっついていれば出世できると思っている。
  • Steppen MagGreagor…6歳の娘。なかなかの頑固もの。

2話目:Gillie

  • Neil MacGreagor…21才。
  • Gillie MacDonald…MacDonaldの戦士たちの世話係。いつかMacDonaldから出て、女性や子どもを大切に扱ってくれるMacGreagor一族へ逃れたいと考えている。
  • Mayze MacGreagor…とてもシャイな女性。あまり美人じゃない。18才。
  • Dugan MacGreagor…Mayzeの歌声は素敵だなと思っている若者。狩りが得意。
  • Patrick MacGreagor…Neilが族長になったら、第二指揮官にしようと思っている男。
  • Steppen MacGreagor…Patrickの最愛の妹。12歳。
  • Laird Forbes…妻をSweenたちに誘拐される。

3話目:Jessup

  • Patrick MacGreagor…第二指揮官。
  • Jessup…イングランド人の女。森の中で、Patrickに助けられる。イングランドでも裕福な家の娘。
  • Lord Machael Russell…歩けない老人。Rupertたちのおじ。歩けなくなってからというもの宝石に目がない。
  • Rupert…Jessupだけが彼を諌められる。
  • Lord Roy…Jessupの夫候補たが、評判悪くJessup自身も毛嫌い。

4話目:Glenna

  • Glenna Larmont…六人の弟と二人の妹がいるパパ大好きっ子の族長の娘。
  • Laird Larmont…凄い戦士だけど、ちょっとでも違反するとすぐ殺すくらいの短気と無鉄砲さで有名。
  • Ewing Larmont…Laird Larmontに長女の嫁探しを命令され、語り部として日銭を稼ぎながら、夫候補を探して旅をしている。。
  • Walrick MacGreagor…双子の片割れ。なかなかの戦士。20才。
  • Donnel MacGreagor…双子の片割れ。彼らが5歳のとき、誘拐された。
  • Victoria MacGreagor…Neil に片思いしている女性。
  • Kessan MacGreagor…第3司令官。結構よく気の付くタイプかな?
  • Kindel…Kessanに片思いして気づいてもらえないのでNeilに相談。

7/02/2017

Marti Talbott's Highlander Series 1 (Anna, Rachel & Charlet)(YL5)

Marti Talbott's Highlander Series 1 (Anna, Rachel & Charlet) (English Edition) (語数約98,580語)

Highlander Seriesの第1巻。

Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、のようですね。MacGreagor一族はなかなかに栄え、周辺の部族からも一目をおかれるような存在になっています。そして相変わらず、女性や子どもを傷つけてはならない、という鉄則も生きている。

1巻では3人の女性が主人公です。1話目はEnglandの娘Anna、2話目はAnnaの年の離れた妹Rachel、3話目はEnglandの王から預かったCharletの物語。

相変わらずこの作者の物語は年号不明ですが、1話目からかなり面白かったです。AnnaはEnglandのちょっとした領主の娘ですが、この父親がかなりのDV。母親は鎖につながれ、母と妹を「人質」にAnnaをScotsの族長と結婚させようとする。Annaを殴り放置、花嫁として約束の場所へ迎えに来たMacGreagorの若き族長Kevinはそのあまりの状態に憤り、まさかAnnaの父親から虐待を受けているとは知らず、状況は飲み込めないまま、用心しながら一族の元へ連れ帰る…、といったかなり怒涛な幕開けで一気に物語の世界へ連れ込まれました。そして1話目のAnnaといい、とにかく女性たちの意志がとても強い。激しい。

2話目は成長した妹Rachelの話で、こちらもかなりのヤンチャ。身の軽さに自信をもち、Kevinの右腕として動く若造Connorにとても対抗意識をもっている。近隣のFerguson(Viking Seriesを読んでいると懐かしいですね!)が戦争をしかけてきて…、という話なのですが、お転婆すぎてハラハラです。

3話目はEngland王からKevinがかつて預かった娘Charletの物語。王は子どもの命を助けるため、Kevinへ子どもを人知れず預けたわけですが、誰が親なのかも経緯も不明。赤毛で緑の眼をしたCharletは評判の美人となりますが、ロクでもない男につきまとわれ、同年代の娘たちからは嫉妬をされてうんざりしているCharlet。そしてEnglandからの遣いのものたちに命を狙われて…、という展開で、色んな難題を解決していく展開がかなり面白い。

Viking Seriesを読んでなくても、話はわかりますし、Viking SeriesよりHighlander Seriesの方が圧倒的に面白いですね。

1話目

  • Kevin MacGreagor…MacGreagorのLaird、26歳。600人に満たない一族。19のとき両親が亡くなり、突然族長になることに。
  • Katie MacGreagor…Kevinの妹。
  • Tomas…Kevinの親友。村のサブリーダー。
  • Clymer…Kevinの親友。
  • Justin…散々目の司令官。英語話者。
  • Athena…Kevinの母親の親友。45歳くらい。Kevinのち父親とStonehamとの間のイザコザを知る。
  • Stoneham…EnglishのBaron。Kevinに娘を与えるから同盟をくもうと声をかけてきた。
  • Anna…Stonehamの娘。
  • Rachel…Annaの四歳にもならない妹。
  • Harold…Anna の母親の遣い。老人で背が低い。
  • Catherin…Annaの母親。
  • Thiecher …Annaが大好きな黒い馬。

2話目

  • Rachel…17歳。かなりのおてんば娘。隠密行動が得意。
  • Connor…Rachelと同じくらい隠密行動が得意。三番目の司令官にならんとするところ。
  • Charlet…Connorにホレてる15歳。
  • Sween…Annaの長男。10歳。
  • Neil…Annaの次男。6歳。

3話目

  • Charlet…赤毛の美少女。産みの親は知らないけれど、育ての親に愛され幸せに生きてきた。
  • Kenna …Charletに嫉妬している少女のひとり。15才。
  • Blair Cameron…Thomas Cameronの第二司令官。親切。
  • Laird Shaw Ferguson…独身。二年前の戦争で兄をMacGreagorに殺されているけど、不親切な男だと思っていたから、むしろ仕方ないことと受け止め、両部族の平和を願っている。なかなかのハムサム。

6/04/2017

The Viking's Honor (The Viking Series Book 5) (YL5)

The Viking's Honor (The Viking Series Book 5) (English Edition) (語数約79,980語)

Viking Seriesの第五巻。前巻でまだ8歳だった少年Obbiが、もう40近くの息子をもっているので、50年後くらいでしょうかね。

やっとScotlandの地にScot然として定住したMacGreagor一族。50年で様子はさまがわりし、かつて彼らを向かい入れてくれたChattan一族はしばらくは例の馬で稼いでいたけれども、それも今は昔、種馬がこなくなるまでのこと。

定住してからしばらくはMacGreagor一族ととChattan一族との間での結婚もすすみましたが、代替わりした若いChattanの族長は、このままだと一つの部族になってしまう、と恐れ、MacGreagorとの結婚を禁止し、それどころか、山をおりて別のChattanと一緒になってしまいます。

そんなわけで今ではMacGreagors一族の未婚の男どもは外へ嫁探し。毎年商売で南へ行くので、そのついでに色んな部族から嫁をもらってくる、という具合ですが、困ることはなく、平和に過ごしていました。

しかし近頃ではVikingたちはScotlandの北から侵入してきて、確実に南にきているという不穏な噂を聞くようになります。族長は危機意識を持ち、長男Jamisonと若者二人に任務を与えることにします。主な任務は周囲の一族はViking対策をどう考えているのかということ。どういうわけか一人だけ巨人並みにやたらと育ちすぎた弟Paytonの体のサイズにあった巨大な馬を手に入れること。

本当にそんな巨大な馬がいるのかはわかりませんが、三人の若者はEnglandまでいけば巨大な馬がいるらしいという噂を頼りに、馬を買い付けるつもりで旅に出ます。

一方、Irelandでは歌と踊りの大好きなShannonがその日も鼻歌交じりに過ごしていたら、Viking襲来。とあるVikingにかくまわれて一人生き残りますが、家族は皆殺しにされます。ひそかにVikingに対する復讐を胸を抱き、生き残った親友Evaを誘って、私たちには頼れる夫が必要よ、と海を渡って立ち去ったVikingたちを追うようにScotlandへやってきます。

そして贅沢な暮らしに飽き飽きしているEnglandの娘Brightie。DVな兄Sewardに態度が悪いとばかりに頻繁に殴られ、次期、earlになりそうな兄の親友Kenrickとの結婚を強要されています。England人の間で奴隷として暮らしているScotsの方がよっぽど自分より恵まれている、とさえ感じる籠の鳥Brightie。奴隷であり、腕がたつことから護衛でもあるLaurenを誘って、兄の手のとどこかない場所へ脱出することを決意します。

と、主に3組の動きが描かれ、やがて1本の流れへ…、という感じなのですが。Vikingの略奪にあってほとんど着の身着のままScotlandへ渡ってきたShannonたち少女二人組。お嬢さん然として世間知らずなBrightieの旅。この二組の旅が過酷すぎて、目を離せず、一気に読んでしまいました。

EnglandとScotlandの関係や体制の違いもわかりやすく描写されています。Vikingも脅威ですが、うん、Englandも酷いよね?

本書には年表が一切でてこないので、もどかしいところも多々ありますが、そもそもVikingがEnglandに最初にやってきたのは787年頃のころ。Irelandへの侵入は8世紀末と言われているので、たぶん5巻は800年になるちょっと前くらいなのではないかと思います。TheLastLingdomシリーズの後半は918年頃ですが、その頃になるとすでにScotlandにも強力な王が出現していますから、そこまでは時代はすすんでいないでしょう。

The Viking Seriesブログ内リンク

  1. The Viking (The Viking Series Book 1)
  2. The Viking's Daughter (The Viking Series Book 2)
  3. The Viking's Son (The Viking Series Book 3)
  4. The Viking’s Bride (The Viking Series Book 4)
  5. Viking Blood (The Viking Series Book 6)

MacGreagor

  • Colby MacGreagor…族長。もうすぐ四十歳。
  • Payton MacGreagor…背が高い。族長の息子。馬に乗れないくらいデカイ。
  • Jamison MacGreagor…族長の長男。
  • Hensen MacGreagor…身軽。
  • Moan MacGreagor…Hensenの弟。Paytonと仲はいいみたい。

Irelandの人々

  • Shannon Carr…アイルランドの北部の沿岸部に棲む少女。音楽とダンスが大好きで5日贅沢させてくれる男性が現れたら、と夢見てる。
  • Eva Doogan…Shannonの親友。
  • Oola…Irelandの老人。小船をもっている。
  • Gunnarr Steinn…Shannonを捉え、逃したViking。Shannonは彼の体臭からSpice と呼んでいる。

Scots

  • Adair Campbell…ShannonたちがScotlandに上陸して初めに会ったScot。
  • Sulwin…Aadairの妻。
  • Nessia…双子の弟たちを抱えてShannonたちと遭遇した六歳にも満たない少女。

England

  • Brightie Tweddle…北部イングランド。贅沢な暮らしに飽き飽きしている女性。
  • Seward Tweddle…Brightieの兄。かなり狂暴。頬に傷がある。
  • Kenrick Loft…Sewardの親友。
  • Lauren Guthrie…奴隷であり、Brightieの護衛。
  • Claudette Fermin…Kenrickにベタ惚れの女性。