The Other Side of the River, Book 14 (Marti Talbott's Highlander Series) (English Edition) (語数約64,480語)
Viking Seriesでスコットランドに定住したMacGreagor一族のその後…、の第14巻。
Danielは母親が亡くなる間際に、母親からとある秘密を告げられました。弟のCoppyには抱えきれそうもない秘密だったから黙っていることに。しかし母親が亡くなってから間もなく、弟は気狂いだから迷惑だと言われ、それまで暮らしてきた村を二人は追放されます。Dainelは弟ともに村をでて、弟を受け入れて暮らせる新天地を求めて川沿いに北へ移動することに。新天地のアテは母親が死ぬ間際に言い残した村でした…。
川沿いに移動中、彼らは女性の遺体を見つけます。女性の髪は特徴的な灰色で、一目見て、川の向こう岸に住む呪われた一族MacdeanだとDainelは悟ります。下手に関わりたくないと思いますが、弟のCoppyは無邪気で、彼女が生きていることにわざわざ気が付き、助けようと言い出します。助けないことにはテコでも動きそうもない弟の様子に諦めて、呪われるんじゃないかとビビりながらも渋々Danielは彼女を助けることに同意。
意識を取り戻した彼女の名前はIsobell Macdean。村をVikingに襲われて、崖から飛び降りることによってただ一人助かった帰るとう状況のようで行き場のない少女でした。Scotland中から呪われた一族として疎まれている特徴的な髪をもつ彼女を連れての旅は困難です。しかしCoppyがIsobellを気に入り、Dainelはしぶしぶ旅の仲間として彼女を受け入れることになります…。
一方MacGregor一族ですが、すでにTavanたちの世代からNicolの世代へ移っていました。Dainelたちの「秘密」はTavanのLaird時代の騒動にかかわっていたのです。
主な登場人物
- Isobell Macdean…15才。髪の色が灰色の一族。
- Daniel…長男。母親が亡くなる際に「秘密」を告げられる。
- Carbry…Danielの弟。兄からはCoppyと呼ばれている。
- Bridget Macdean…IsobellがDanielたちと移動中に出会った同胞の女性。
- Conal Macdean…Bridgetの父親。70代。
- Nicol MacGreagor…三つ子の亡き後のlaird。
- Edanna MacGreagor…Nicolの妻。
- Frazier MacGreagor…Nicolの従兄弟。第二司令官。
- Lachlan MacGreagor…第三司令官。19才。Danielと数ヶ月違いの年の差。
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