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1/19/2012

Until We Meet Again (Bluford Series, Number 7) (YL4)

Until We Meet Again (Bluford Series Book 7) (English Edition) (語数20,000語)

今年の夏はいつもとは違う、とDarcyは人生で最高の時間が過ごせると楽しみにしていた。でも彼女の計画は、一連の不意打ちの出来事でおじゃん。まず、彼女のボーイフレンドHakeemが、父の病気の為に引越しの知らせ。混乱しているDarcyに接近してくる新しい男の影、衰弱していく祖母…。そんな中で家族の絆をより強く描いた作品になっています。

Hakeemが引越ししてしまうのは、この二人の付き合いをずーっと見守っていた身としては寂しいです。一応別れるけど友達で…、みたいなところに落ち着くんですが、今後シリーズでこの二人の物語は出てくるのでしょうか(出てきて欲しい)。タイトル的にはまた会えそうな気もしますが、どうなんだろう。

1/08/2012

The Gun (Bluford Series, Number 6)(YL4)

The Gun (Bluford Series Book 6) (English Edition) (語数19,000語)

転校生DarrellをいじめてやりかえされたTyray Hobbsが主人公。

Tyrayは復讐したがっていた。数週間前まで、彼はBlufordで一番恐れられてた生徒の一人だった。でもDarrellに公然と恥をかかされて、Tyrayの権威は地に落ちた。それを取り戻すためには、Darrellを倒す必要がある。でもどうやって?

ケガをした手、問題をかかえた家族、身近には友達もいない。Tyrayは追い詰められていた。彼がかつていじめていた子供たちに、脅され出した時、彼の世界は完全に崩壊した。復讐や権威の回復に絶望的になって、Tyrayにはただ銃だけが彼の問題を解決してくれるように思えた。

ということで、5巻の「The Bully」を読んでいたときは、こういう暴力的なTyrayって、何考えてんだろ?と思っていたわけですが、それのアンサーストーリーって感じですね。銃ってこういう感じで手に入っちゃうんだ…てな感じでハラハラしたりしながら。Darrellにブチのめされたらこそ、Tyrayも紆余曲折、色々考えて、結果的にはよかったと思いますよ。