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Six Earlier Days (語数6,900語)
Every Dayの番外編のような感じで、Rhiannonと出会う前の日々を飛び石で。Every Dayを読んでからどうぞ。Kindle版のみのようです。
Six Earlier Days (語数6,900語)
Every Dayの番外編のような感じで、Rhiannonと出会う前の日々を飛び石で。Every Dayを読んでからどうぞ。Kindle版のみのようです。
Every Day (語数74,593語)
もしも毎日違うからだに「意識」がのりうつっていくとしたら。毎日、違う環境、生活。でも毎日同じ少女を愛している。
どこの誰になろうとも、困ることはなかった。「A」はコツをつかんで、うまくそれまでやってきた。なるべく背負わず。気づかれることを避けて。自分がスイッチンぐした体の持ち主の、邪魔にならないように。
ある朝、Justinの体で目覚めるまでは。JustinのガールフレンドRhiannonとい出会うまでは。その瞬間から、もう「A」これまでの生き方に耐えられなくなった。ついに、日々会いたいと思う人を見つけてしまったから。
というわけで、最初SFなのかな?と思いきや、「体」が変わるということで、いろんなティーンの(「A」は大体自分と同じ年頃の人にスイッチングする)生活を垣間見ることもできてその部分だけでも面白かったですね。それこそゲイの子やトランスジェンダーや、或いは自殺願望があったり、ひどいトラウマに悩まされていたり、すでに働く環境だったり、それこそ百貫デブだったり…。
毎日「体」が変わるから、「A」にとっては「体」とは、パッケージみたいなもの。毎日少女になったり翌日には少年になってみたりで、ジェンダーについてはとてもフラットなスタンス。「体」なんて「見た目」なんてそれこそ「パッケージ」に過ぎないと悟りきって大事なのは「中身」だと思っていた「A」だけれども、Rhiannonと出会うことで、少しはフツーの見た目を意識してみたり。
「体」と「中身」が切り離されている状況だからこそ、逆説的に見てきたりすることもあって、その辺が非常に面白かったです。
Rhiannonとの話は縦糸として面々とつながっていますが、1日単位で別人となり、まずは状況把握から始まって…、という感じで、わりと短めの区切りで1日が過ぎていくので、テンポよく読みやすかったです。
The Sign of the Beaver (語数37,000語)
アメリカ開拓時代のお話。
父と一緒に森に新しく作った小屋に住んでいる13歳のMattが主人公。父が町へ家族を迎えに行くので、Mattは一人新しい家で留守番することになる。季節のいい夏に父はでかけていき、秋には戻ってくるという。大切な銃も預けられ、Mattは狩りをしたり畑をしならが留守を預かるのだが、ある日見知らぬ男が現れて、大切な銃を盗まれてしまう…。銃がなければ肉一つ確保できない。身を守れない心細さ…!
ある日Mattが死にかけたとき、誇り高いインディアンたちに助けれて…、という展開でインディアンの少年Atteanとの交流が描かれた物語です。一緒にロビンソンクルーソーを読んで、今まで無頓着だった白人の傲慢さに素直に気が付いたりして、そういうMattの気づき・素直さが凄くいいです。
先住民とのこういう交流は、当時、結構あったかもしれませんね。
Something Like Winter (Something Like... Book 2) (English Edition) (語数130,000語)
Something Like Summerと対になる本作。SummerがBen視点でWinterがTim視点。
Summerを読んでいた時から感じていましたが、予想通りTimの屈折具合が如何なく表現されていていいですね。BenがTimに惹かれた理由は今でもやっぱりちょっと不明なんですが(キッカケは外見ですよね。しかしそれ以外の魅力ってなんだったんだろう…)、TimがBenに惹かれた理由はSummerを読んだ時から明らかでしたもんね。依存といっていいくらいの。Summerを読了済みというのもありますが、そういう屈折具合は理解しやすかったので、Tim視点の本作はより理解しやすかったですね。
カムアウト問題ひとつをとっても宗教問題だとかハードルの高さがより丹念に描かれていて良かったですよ。そうした中、Timの祖母Nanaの話は救いですよね。あぁいうおばあちゃんになりたい(笑)。
Blood Is Thicker (Bluford Series Book 8) (English Edition) (語数27,396語)
Hakeemの一家は父の治療に専念する為、デトロイトの親戚を頼ってへ引越し。HakeemはBluford Highを去り、家族を支えるため、叔父の一家へ一緒に住まねばならなかった。Hakeemは従兄弟のSavonと部屋を共有することになるが、Savonはトゲトゲしいし、勝手に日記を読まれるはで、穏やかなHakeemもついカッとして手が出る始末。子どもの頃は仲良しだった二人は、いまや敵対同士。
というわけで、久しぶりにBluford Seriesをつらつらと読みましたよ。やっぱりこのシリーズは読みやすいし面白いですな。
Hakeemにとってはかなり苦難の物語だったね。いい子ぶるつもりもないけど、どうしたって父親が病気で稼ぎがないとなれば、大黒柱として頼りにされるし、その期待に応えたいとも思う。加えて部屋を共有することになったガタイのいいSavonはやたら威圧的だし、バイトもしてないのにお金持っているし、近所では窃盗が頻発しているみたいだし、夜中にコッソリ抜け出しているみたいで、トコトン怪しい。で、反抗的なSavonのことを、叔父さんからも頼むと言われて、自分のことでイッパイッパイなのに、気の休まるところがない!一体どうやって乗り越えていくんだろうと思いながら読み進めていくわけですが
Hakkemの父親の科白、
"But if I learned anything since I got sick, it's that life is too short ffo fightin', Hakkem.The world is already full of enough bad things.We don't need to waste our time making it worse, especially not with the people in our family."
これだね。まぁこういう方向でなんとか決着をつけてくわけですね。最後の方はジーンときますよ。
それにしても、HakeemとDarcyは遠距離だし、デトロイトのお隣さんには可愛い女の子Anikaは登場するし、Darcyとはやっぱりダメなのかなぁ…、なんて思っていたら。カルフォルニアで一時的にDarcyたちと会った時に
Hakkem felt a powerful and anrelenting voice stir in his soul.
This is where I belong, the voice said.This is my home.
とあったから、もしかするともしかするかもしれないね?Anikaの方もBlufordの近所へ移動したみたいだから、このシリーズで再登場の可能性濃厚。
Before I Go To Sleep (語数92,000語)
寝るたびに記憶を失ってしまう女性の話。
朝起きると知らない男の隣で寝ており、鏡を見ると20代のつもりがいつの間にか老けていて驚く。
男に自分たちは夫婦なんだと告げられ、君は事故で記憶喪失となり、寝る度に記憶を失っているのだと告げられる──。
毎日、そういう朝を繰り返す女性の日記ベースの物語。なにがウソなのか、なにが真実なのか。つかみかける真実は眠りにつくと全てリセット。そんな彼女は真実にたどりつくことはできるのか。
知りたくなかったり思い出したもない「過去」に、直面する日々。一旦そのトラウマを乗り越えても乗り越えたこと自体を眠りにつくと「リセット」するわけだから、その辛さをも乗り越えて彼女は果たして「真実」へたどりつけるのだろうか?と思うわけですが。多分「コア」の考え方の方針は変わらないんですね。「真実」から目を反らす人は多分同じシチュエーションに陥るとやっぱり同じように反らす。そしてこのヒロインのように
But,I realized, these truths are all I have.They are my past.They are what makes me human.Without them I am nothing.Nothing but an animal.
と考える人はやっぱり「真実」に向きあおうとする。「記憶」がないからこそなおさら同じことを繰り返すんでしょうね。
英文はかなり読みやすいです。そして展開もこんなに行ったり来たりなのに少しずつパズルが埋まっていく感じがたまりません。結構ホラーですよね?「愛」の物語とも言う。
The Lake of Souls (The Saga of Darren Shan, Book 10) (語数51,320語)
傷心のDarrenとHarkatは再びサーカスへ。
Darrenがサーカスへ来る度にいつも同じ海賊の衣装をTruskaに着せられるシーンが織り込まれています。今回も違わず。同じシーンだけにその当時のことを思い出すから、今回はより一層、泣けますね。
"The death of somebody you love is the second worst thing in world. Truska said softly."Worst thing is letting it hurt you so much that you die too──inside".
こういう科白をDarrenの身繕いをしてあげなら言えてしまうTruskaのなんという女ぶり。母性のかたまりっていうか。こういうシーンをさらっと織り込んでくるあたりが、このシリーズを読みつづけてしまう理由でしょうね。
それにDabbieとAliceの正義感の強さにも、毎回ビックリだわ。このシリーズの女性たち、みんなタフだよね。強いよね。11巻あたりでまた彼女たちとは合流できるのかな…。
で、そんな強い女性たちから前半早々に別れて、DarrenとHarkatは異次元ワールドへ旅立ちます。異次元ワールド──いよいよ、Harkatが誰なのかを探る旅。
旅の前半はTOREみたいな感じの謎解き&冒険で、後半はそれなりにグロテスクです。"Grotesque"が出てくるあたりから不穏になってきて…。特にSpitsの「告白」のくだりは、彼が面白いくらいの酒飲みなのは、この罪悪感からなのか…、という凄惨さ。
本当の終盤、Harkatの正体がわかってからは、一気に辻褄あわせてきたな、というか、もともとそういう計算はあったんだろうけれども、という展開で、Mr.Tinyの能力もちょっと明確になってきます。
Until We Meet Again (Bluford Series Book 7) (English Edition) (語数20,000語)
今年の夏はいつもとは違う、とDarcyは人生で最高の時間が過ごせると楽しみにしていた。でも彼女の計画は、一連の不意打ちの出来事でおじゃん。まず、彼女のボーイフレンドHakeemが、父の病気の為に引越しの知らせ。混乱しているDarcyに接近してくる新しい男の影、衰弱していく祖母…。そんな中で家族の絆をより強く描いた作品になっています。
Hakeemが引越ししてしまうのは、この二人の付き合いをずーっと見守っていた身としては寂しいです。一応別れるけど友達で…、みたいなところに落ち着くんですが、今後シリーズでこの二人の物語は出てくるのでしょうか(出てきて欲しい)。タイトル的にはまた会えそうな気もしますが、どうなんだろう。
The Gun (Bluford Series Book 6) (English Edition)
(語数19,000語)
転校生DarrellをいじめてやりかえされたTyray Hobbsが主人公。
Tyrayは復讐したがっていた。数週間前まで、彼はBlufordで一番恐れられてた生徒の一人だった。でもDarrellに公然と恥をかかされて、Tyrayの権威は地に落ちた。それを取り戻すためには、Darrellを倒す必要がある。でもどうやって?
ケガをした手、問題をかかえた家族、身近には友達もいない。Tyrayは追い詰められていた。彼がかつていじめていた子供たちに、脅され出した時、彼の世界は完全に崩壊した。復讐や権威の回復に絶望的になって、Tyrayにはただ銃だけが彼の問題を解決してくれるように思えた。
ということで、5巻の「The Bully」を読んでいたときは、こういう暴力的なTyrayって、何考えてんだろ?と思っていたわけですが、それのアンサーストーリーって感じですね。銃ってこういう感じで手に入っちゃうんだ…てな感じでハラハラしたりしながら。Darrellにブチのめされたらこそ、Tyrayも紆余曲折、色々考えて、結果的にはよかったと思いますよ。
The Bully (Bluford Series Book 5) (English Edition) (語数28,600)
フィラデルフィアからの転校生Darrellが主人公。彼は小柄で、転校早々いじめっ子に目を付けられる。母親がお昼代としてくれる小遣いをかつあげされるDarrell。恐怖の数カ月を過ごした後、Darrellは、一大決心をする。彼はいじめられッ子としてこのまま過ごすか、反撃する活路を見出すことができるのか?
という、いじめられっ子のお話です。
転校のシビアさよ…、という感じで、子どもの世界をよく理解している国語の先生や部活の先生のアドバイスなんかも光りますね。
作者がPaul Langanという男性に変わったのでどうなんだろう?、と思っていましたが。レスリング部での練習の様子なんかがものすごく具体的で、このストーリーを語る上での作者が変わった良さが光っていました。主人公の気持ちの描写の丁寧さは前作の作者と変わらず。
「Secrets in the Shadows」Roylinの妹Amberlynnも、Darrellと同級生なので結構出てきます。というわけで、当然、前作「Someone to Love Me」のCindyやHarold、Jaimeも登場。HaroldはDarrellのいい友達になりそう。
あとまー、Darrellみたいなタイプって格闘系の部活には結構、多いよね(つまり、もともと強い、っていうより鍛えて強くなりたい、っていうわけなので、そもそもは逆のタイプ)。
でもって、映画はみてないけどこの曲思い出してしょーがなかったッス。(*´艸`*)
Someone to Love Me (Bluford Series Book 4) (English Edition) (語数17,500語)
1巻のLost and FoundにJaimeの友達としてちらっと登場したCindyが主人公。で、これまたJaimeの彼氏だったワルのBobbyも登場。
Cindyのところは母子家庭。ところが美人な母には近頃彼氏が出来て、彼女をほったらかし。寂しくしていたところへワルで有名なBobbyが近づいてきて、彼女をステキだと言って特別扱いしてくれる。親友のJaimeたちは、Bobbyが去年Jaimeに何をしたか知っているでしょ?と散々彼女に警告をするけれど、Cindyには彼は皆が言うほどワルに思えない。フレンドリーだし、ハンサムでとにかく自分を特別扱いしてくれる。ところがBobbyは凶暴な片鱗をみせて、Cindyは怖いと思う。でも半分意地で彼女は親友たちから不安を隠して、Bobbyに誘われるままパティーへ出かけて行って…、という展開。
Cindyたちはどうやら高1くらいみたいなんだが、こんなに母恋しいもんなんだなー、ちょっと子どもっぽいんじゃないかなーと思いながら読み進めていたわけですが、最後には色んな真実を受け入れて、母娘共に、力強く大人になるところがサイコー。この時期の成長って結構一足飛びかもね。でもって相変わらず、Cooperは相当カッコイイ立ち回りです。Jaimeの友情にも泣ける…。Cindyはどうやら漫画の才能があって、なかなか面白いコなので、もう少し彼女の物語もよみたいなー、なんて思いました。
Secrets in the Shadows (Bluford Series Book 3) (English Edition) 語数21,000語)
Roylinは転校生の女の子に一目惚れ。彼女が高価なネックレスを欲しがるから、無理して分不相応なネックスを手に入れようとするRoylin。近所の親しいお爺さんからお金を借りて、とおもいきや、お爺さんは昼寝中。あとで説明すればいいと思ってお金を拝借してネックレスを購入。ところが、家に帰ってみると、管理人の男からお金を盗まれたことに気づいたお爺さんはショックで心臓発作を起こして死んでしまったと言われ、さあ大変…、という展開。
2巻でどもりのHakeemをからかっていた乱暴者のRoylinが主人公の本作。
「アイツかー」と思いながら手をとったらなかなか面白かったデス。Roylinの一目惚れのハイテンションさから、親しいお爺さんを殺してしまったという苦悩、また乱暴者だった父親のことは嫌いなのに似てくる自分への嫌悪、自信のなさ…。2巻ではヤな奴、って感じだったけど、この子はこういうことを考えていたのね、という感じで読ませます。妹もなかなか鋭いしね。
そしてクラスメートたち。Hakeemはやっぱり優しいし、Cooperはど偉くカッコイイです。Cooperの彼女Tarahが「That boy can take the sourest mess of lemons and come up with the sweetest lemonade.」なんて言っていたそうですが、まさに、という感じでホントにこの二人はステキね。
A Matter of Trust (Bluford Series Book 2) (English Edition)
(語数22,516語)
面白かったわぁ。ボーイフレンドっぽいHakeemとの関係やら、介護が必要な祖母をどうしたって老人ホームにいれたくないDarcyの気持ちやら、元親友のBrisanaの嫉妬やら、銃撃戦事件やらタレントショーやら。いろんなことがバタバタと起きるので目を離せない感じで通読。
ボーイフレンドっぽいHakeemは緊張するとどもっちゃって、それをフォローしようとするとますます傷つくナイーブさ。あーこういうことってあるわよね、と思いつつも、Hakeemは優しいコなので最期はグッド・エンディングですよ。DarcyもHarkeemも、ホントいいコでその心模様の動きが手に取るように描かれているところがよい。続きもガンガンいきたいところですが、3巻目からはこれまででてきた登場人物のスピンアウトみたいな感じになるのかな?
Lost and Found (Bluford Series Book 1) (English Edition) 語数(29,788語)
スラングに惑わされることもなく読みやすめの英語。内容も大人が読んでも面白いと思います。
主人公は主にアフリカン・アメリカンの通うBluford高校の優等生Darcy。数年前に、父親は若い女と家を出て、妹は反抗期、祖母は寝たきりとなってまだらボケ。看護婦をして忙しい母親を支えるのがDacry。寝たきりになっている祖母の面倒をよくみているあたりは、個人的にはそれだけで泣けた…(今、4人目の祖母が逝きそうなので。4人4様とはいえ4人分の最期までの過程をみてると、あー、わかるわかる、という感じ)。
今までバカにしていた子たちと友達になったり(Cooperカッコよすぎじゃね?)、親に対する眼差しなんかが色々泣けました。妹のウソや家出にいち早く気づくのもDarcyだし。母親は仕事でもうイッパイ・イッパイすぎて、表面的なこと以外は全然、みてる余裕がないから、必然といえば必然なんだけど、それもこれも父親が自己中だからなんじゃない?とか悶々…、あるよねぇ。優等生キャラの姉とか兄って、こーゆー時、抱えるんだな…。
あと、シャイみたいだけど、Hakeemもなかなか細やかで侮れないね!彼等の今後も気になるところでした。