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12/06/2011

Secrets in the Shadows(Bluford Series, Number 3)(YL4)

Secrets in the Shadows (Bluford Series Book 3) (English Edition) 語数21,000語)

Roylinは転校生の女の子に一目惚れ。彼女が高価なネックレスを欲しがるから、無理して分不相応なネックスを手に入れようとするRoylin。近所の親しいお爺さんからお金を借りて、とおもいきや、お爺さんは昼寝中。あとで説明すればいいと思ってお金を拝借してネックレスを購入。ところが、家に帰ってみると、管理人の男からお金を盗まれたことに気づいたお爺さんはショックで心臓発作を起こして死んでしまったと言われ、さあ大変…、という展開。

2巻でどもりのHakeemをからかっていた乱暴者のRoylinが主人公の本作。

「アイツかー」と思いながら手をとったらなかなか面白かったデス。Roylinの一目惚れのハイテンションさから、親しいお爺さんを殺してしまったという苦悩、また乱暴者だった父親のことは嫌いなのに似てくる自分への嫌悪、自信のなさ…。2巻ではヤな奴、って感じだったけど、この子はこういうことを考えていたのね、という感じで読ませます。妹もなかなか鋭いしね。

そしてクラスメートたち。Hakeemはやっぱり優しいし、Cooperはど偉くカッコイイです。Cooperの彼女Tarahが「That boy can take the sourest mess of lemons and come up with the sweetest lemonade.」なんて言っていたそうですが、まさに、という感じでホントにこの二人はステキね。

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