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2/25/2012

War Horse (YL5)

War Horse (English Edition)
War Horse (English Edition)
posted with amazlet at 17.03.20
Faber & Faber (2014-06-12)

War Horse (English Edition) (語数30,000語)

Joeyは若い子馬の頃、Albertというイギリスの農家の子どもに愛され世話されていた。第一世界大戦の始め、Albertの父親は騎兵隊の隊長へJoeyを売ってしまう。少年は打ちひしがれ、Joeyにいつかきっとみつける、と約束をする。Joeyは軍馬として調教され、そこでTopthornという素晴らしい馬と出う。彼等は共に海を渡って大陸へ…。戦場で彼等は捕虜となりドイツ軍に使われたり、フランス人農家で農耕馬として働いたり…。果たしてJoeyはAlbertと再会できるのか…。

馬が視点の第一世界大戦のお話。スピルバーグが映画化し、今春日本でも公開されるので、手に取りました。

Joeyが頼りにしている人たちの死や別れ…。翻弄されっぱなしの生き様で、中盤あたりから涙、涙な展開です。

馬なので過酷な経験もわりと淡々とした調子で語っていくのですが、あぁTopthornという無二の親友がいたからこそなんだね、という感じで。

戦争中で経験は過酷なんですが、わりといい人ばかり登場してくるあたりも、ジーンと心に残ります(馬目線で人々の生きざまを語る、という構造ですもんね、ハイ)。で、Joeyがホントにかわいい。

上が映画のTrailer。

四本とも綺麗にソックスをはいていて、顔に白い十字の馬で、あーホントにJoeyだー、という感じで。Joeyに既に愛情を持っているので、映画も見に行きたいです。イギリスの田園風景も美しく撮れているようなので、そのへんも楽しみです。