War of the Wolf (The Last Kingdom Series, Book 11) (English Edition) (語数117,160)
60歳すぎての隠遁生活。
Æthelflaedも亡くなり、MerciaにちょっかいをかけはじめたEdwardの動きは気になるものの、Merciaは内紛状態。Northumbriaは勝手にMerciaとSaxonがやりあってくれればいいだけだと思っている。
とはいえ、Edwardの長男Æthelstanが可愛い主人公。Northumbriaのことは娘と義理の息子Sigtryggrに預けて、Æthelstanが窮地だと思えばつい助けたくなる。
なじみのキャラはみんな年をとり、亡くなったりして、主人公も当時で60すぎでしょ?…と思いつつ、なかなかショックな展開です。え、そこで好感度高かったキャラが……。
同世代はどんどん亡くなっているけど、次世代とのしがらみも色々あって、「大嫌い」と思いつつ誓いを守るためにAlfredに従っていた主人公らしい"制約"で物語は進行していく感じかな?それにしてもあのキャラが亡くなってしまったのはショック……。
登場人物
- Stiorra…主人公の愛娘。
- Sigtryggr…Stiorraの夫。
- Finan…主人公の親友であり片腕。アイリッシュ。
- Eadith…主人公の妻。もとはÆthelredの愛人。
- Sister Sunngifu…凄い美人。またの名をMus。Sister Gomerであり、Bishop Leofstanと結婚。トラブルメーカー。
- Brother Osric…主人公にCeaster包囲の情報をもってきた僧侶。
- Father Swithred…主人公を嫌っている年寄りの聖職者。
- Ieremias…主人公のもとにいる司教。Dane人だが突然改宗。トチ狂ってるのかマトモなのかわからない。
- Æthelstan…King Edwardの長男。25、6才。熱心なChristian。かつて主人公の手元で育てられた。
- Eadgyth…Æthelstanと双子の妹。
- Ælfweard…Edwardと後妻の間の子。次男。Æthelhelmの孫。
- Æthelhelm…Edwardの二番目の妻の父。主人公が捕虜にしていたときに死んだ。
- Æthelhelm the Younger…Ealdorman of Wiltunscir。Æthelhelmの長男。甥のÆlweardを応援している。30才くらい。
- Ælswyth…Æthelhelm the Youngerの末の妹。主人公が帰れと諭しても帰らず、Bebbanburgにとどまった。Uhtred the Yongerの妻に。