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10/23/2016

Sword Song (The Last Kingdom Series, Book 4) (YL6.0)

Sword Song (The Last Kingdom Series, Book 4) (The Warrior Chronicles/Saxon Stories) (語数約124,000語)

2015年にBBC2でテレビシリーズのベースになった Bernard Cornwellのベストセラーシリーズの第4巻目。

主人公Uhtredは28歳くらいで、885年位の話となっています。Alfredの長女Æthelflaedは13,4歳になったので、Uhtredの従兄であり、Merciaの領主でもあるÆthelredと政略結婚して…、という時期です。

この小説ではÆthelredはわりとロクでもない感じで、描かれています。Alfredからの庇護がなければなにもできないわりに、幼な妻Æthelflaed相手に威張り散らすという、DVキャラ!しかも当時の宗教的観念も絡んで「妻は夫に従順に」的な「道徳」も絡んでくるから、Æthelflaedの苦労はお察し。Alfred自身は娘に対して愛情をもっているにしても、キリスト教に対して敬虔すぎるくらい敬虔なので彼女の救いにはならないという時代の超えられないハードル。個人的にÆthelflaedは夫を尻にしいて、Vikingたちと戦っているイメージだったので、結構意外な描写でした(小説ですけど)。

そんな中Thurgilson兄弟という新たなViking勢力も登場し、弟がどうみてもイケメンキャラだよね、と思っていたら、まさかという感じでÆthelflaedと話がつながってきます。ということで、今回はÆthelflaedを中心に物語は展開していき、特に史実というわけではなさそうですが、小説展開の楽しさはありますネ。

Vikingの面々

  • Haesten…かつて主人公に助けられて従者になったDane人だが、脱走し、今はLundeneあたりをウロウロしながら支配している様子。
  • Sigefrid Thurgilson…Haestenと同盟を結んでいるThurgilson brothersのうちの兄。強情なタイプ。
  • Erik…Thurgilson brothersのうちの弟。20をちょっとこえたくらい。
  • Ragnar the Younger…主人公より9才年上。彼の父親を育ての親とばかりに10代を過ごした主人公とは義兄弟のようなもの。

Wessexの面々

  • Æthelflaed…Alfredの長女。13、4になったので、主人公の従兄弟Æthelredのところへ嫁ぐ。
  • Æthelred the Bold…主人公の母方の兄弟の息子。従兄弟。Mercianで長年、Alfredに忠誠を誓っている。
  • Æthelwold…Alfredの甥。主人公と同世代。ハンサムだったが飲んだくれているのでだんだん崩れてきた。オマケにバカ。
  • Pyrlig…今はEastAngliaを治めているGuthrumのメッセンジャーとかやってるみたい。僧侶だけど、元戦士で相変わらず強い。
  • Steapa Snotor…Odda the Youngerのところの強い奴隷だったわけだが、2巻でAlfredと主人公に手ずから助けられ、Alfredに忠実。
  • Finan…Irishman。元戦士で前巻で主人公と一緒に奴隷をやってた。今や主人公の右腕の戦士。
  • Sihtric…主人公の従者。Kjartanの私生児。20前後。
  • Gisela…主人公の妻。Dane人。Guthredの妹。
  • Uhtred…主人公の長男(主人公と同名です!)。四歳。
  • Stiorra…主人公の長女。二歳。名前は、星という意味から。
  • Osferth…見習い修練士。Leofricの甥っ子。てことはAlfredの隠し子かー!
  • Beocca…主人公幼年時代の教育係の修道士。主人公こそがBebbanburgの支配者だと思い定めているが、Alfredの元に身を寄せている。
  • Thyra…主人公の義兄弟ともいうべきRagonerの妹。

9/19/2016

The Lords of the North (The Last Kingdom Series, Book 3)(YL6.0)

The Lords of the North (The Last Kingdom Series, Book 3) (The Warrior Chronicles/Saxon Stories) (語数約12,8700語)

2015年にBBC2でテレビシリーズのベースになった Bernard Cornwellのベストセラーシリーズの第3巻目。

相変わらずAlfredとのソリがあわず、自分の故郷である北へ向かう展開となっています。そこでは相変わらず、育ての父Ragnarの敵Kjartan、Sven親子が跋扈し、本来自分が継ぐ筈だったBebbanburgは叔父のÆlfricが支配しています。道中Svenの元にいた奴隷Guthredという若者を主人公は救います。Guthredは奴隷のくせに、CairLiguailというスコットランド人からも襲われ、IrelandからくるVikingたちからは川から侵入さらるという土地柄の王だと言い張る一見バカにみえる若者です。明確なリベンジの戦略もない主人公はGuthredに同行し、彼のサポート役としてとどまり、北での権力闘争へ巻き込まれていきます。

いろいろ気をもむ北での波瀾万丈な展開の第3巻は、結構作者の創作ベースな話のようです。ただし今回物語の軸となるGuthredは実在の人物で、Dane人でありながらクリスチャンであり、Dane人とクリスチャンの多いSaxon人やBriton人の心を惹きつけたこと、奴隷だったという話、聖Cuthbertの亡骸の守護者として有名な人物のようです。

Alfredとの縁もこれで切れるのかなぁと思っていましたが、まさかの展開で(そもそも主人公が架空の人物ですから…!)うーん、これはもうAlfredが死ぬまで引きずっていく縁なんだろうな、ということが見えてきた3巻でした。

Wessex側

  • Hild…CippanhammへAlfredが侵入したとき、直接助けた修道女。19才。それなりに豊かな家の子どもだけど、八番目の末っ子だったので修道女に。
  • Father Willibald…AlfredのEthandunの勝利のニュースをNorthunbrianへ運んできた。戦艦で主人公と親しくなった神父。Eoferwicで再会。
  • Steapa Snotor…Odda the Youngerのところの強い奴隷だったが、2巻でAlfredと主人公に手ずから助けられた。
  • Beocca…主人公幼年時代の教育係の修道士。主人公こそがBebbanburgの支配者だと思い定めているが、Alfredの元に身を寄せている。

Vikingたち

  • Ivarr Ivarsson …Northumbriaの支配者。Ivarr Lothbroksonの息子。
  • Kjartan the Cruel…Wiire 川の谷を支配している。
  • Sven the One-Eyed…Kjartanの息子。Kjartanよりたちが悪いと評判。
  • Tekil…Hergistが送り込んだ戦士たちのリーダー。
  • Sihtric…Kjartanの私生児。Tekilとともに刺客として送り込まれてきた。
  • Rangnar…主人公の義兄弟。3巻の始まりではAlfredとGuthrumの和平交渉でまたもや人質としてAlfredの元で人質生活を送るところからスタート。
  • Thyra…Ragnarの娘でSvenに拉致されその後は…?

北部の人々

  • Guthred…Svenのところに捕まっていた青年。Hardicnutの息子。Eochaidのところで奴隷をやってた。
  • Gisela…Guthredの妹。
  • Abbot Eadred…Lindisfarena出身だが追われてCair Ligualidで教会建設したりしてる。
  • Father Hrothweard…Eofericの神父。狂信的。
  • Hergist…Heagostealdesの領主。年寄だがEadredのEochaid打倒の呼びかけに応じて八人のよりすぐりの戦士を送る。
  • Sverri Ravnson…主人公が売り飛ばされた先の船主。
  • Finan…Irishman。元戦士でSverriのところへ売り飛ばされた奴隷。主人公と励ましあい、奴隷生活をしのぐ仲間。
  • Offa…狗を使った大道芸人で各地を周りながら情報収集している情報屋。
  • Ælfric of Bebbanburg…主人公の叔父。強力な要塞と、Dane人の邪魔をしないことで支配をキープ。

8/28/2016

The Pale Horseman (The Last Kingdom Series, Book 2) (YL6.0)

The Pale Horseman (The Last Kingdom Series, Book 2) (The Warrior Chronicles/Saxon Stories) (語数約143,840語)

2015年にBBC2でテレビシリーズのベースになった Bernard Cornwellのベストセラーシリーズの第2巻目。

相変わらず主人公のUhtredと敬虔なクリスチャンであるAlfred王との折り合いは悪いままです。

主人公は嫁のせいで借金まみれの自分の食い扶持をどうにかするためにCornwallへ侵入して、たまたま出会ったDane人のリーダーSvein of the Whiteと組んで略奪を働き、影の女王として扱われていたIseultと出会う。しかしそのクリスチャンたちに対する略奪行為のせいで、"帰国後"、窮地に陥ってしまう。

そんな最中、またもや和平の取り決めを破ったGuthrumたちのChippanhammの急襲によってAlfred王ともども、逃亡生活へ。避難先となった沼地に籠城しても先がないことを悟るAlfred王は、Uhtredを頼りに、Guthrumへ決戦を挑む…。

今回はケルト系でしっかりキリスト教化済みのCornwallの土地の描写も興味深く、アーサー王の伝説の話なんかもちらちらとでてきてその辺も興味深かったです。

とはいえ、やっぱり終盤のGuthrumとの「決戦」が見どころでしたね。あまりにも絶望的な状況の中、突破口はどこにあるのか、必死に一つ一つの状況を洗い出して…。こんなに神様のことばっかり考えている敬虔すぎるAlfred王とともに、果たして主人公のUhtredはGuthrum率いるDane人たちを追い出すことはできるのか?キリスト教とは、OdinやThorたちへの信仰とは…、というあたりの葛藤もこのシリーズ(というか、Viking絡みの歴史ものを読んでいると相対化されるので)では何度も直面しますね。

主人公の義兄弟のRagnerはGuthrumにとってみれば外様大名みたいな立場なので、しょっちゅうSaxon人側へ人質として提供されるので、ほんと、本人たち同士の気持ち(兄弟)と立場(敵対)の食い違いでハラハラしますね。

Wessex側

  • Alfed…Wessexの王。敬虔すぎるほどのクリスチャンのせいで、主人公とは相性はよくないけど、主人公をとことん利用するよね?
  • Æthelfaed…Alfredの長女。Dane人たちの猛攻撃のときまだ六歳。
  • Edward…Alfredの長男。Dane人たちの猛攻撃のとき三歳。
  • Æthelgifu…ÆlswithとAlfredの間の三番目の子供。沼地で生まれた。
  • ÆthelwoldAlfredの甥っ子。とてもイケメンだけど、バカ。
  • Wulfhere…Ealdorman of Wiltunscir。Alfredのいとこ。Æthelwoldと主人公の教育係。
  • Mildrith…主人公Uhtredの敬虔なSaxon人の妻。
  • Odda the Younger…Ealdorman Oddaの息子。Mildrithが好きだったので、嫁にしてしまった主人公を恨んでいる。
  • Steapa Snotor…Odda the Youngerのとても頑強で強い奴隷。
  • Haesten Storrion…Frisianに捕まって殴られ屋みたいな仕事をさせられていたDane人の奴隷。主人公よりちょっと若いくらい。
  • Burgwear…Alfred艦隊の新しいリーダー。主人公の後釜。
  • Cenwulf…Efwyrdの弓矢隊の隊長。
  • Father Willibald…Alfredの艦隊の従軍司祭。結構臨機応変で意外とさばけている。主人公より数年年上。
  • Harald…Defnascirのreeve。Alfredの召喚を主人公に言いに来た。男やもめ。主人公より10歳くらい上。
  • Alewold…Crididnton の司教。
  • Leofric…Alfredの戦士。主人公との相性はいい!
  • Eanflæd…主人公より5歳位年上の女性。商売上手。
  • Æthelred…Contwaraburgの大司教。
  • Father Pyrlig…Iseultの母語、英語、デーン語も話せる。主人公がDefnascirへSveinを追い払いに行っている間にÆthelingægへやってきてIseultにキリスト教の宗教観を吹き込む。てか元戦士!バリバリ戦えます!
  • Hild…CippanhammへAlfredが侵入したとき、直接助けた修道女。Iseultと中良くなる。

Cornwall

  • King Peredur…Cornwallの王。
  • Callyn…Peredurのライバルの王様。
  • Iseult…Peredur王の妻。王妃。主人公より二、三歳年下。美人。陰の女王でBriton人たちの古いミステリ。
  • Asser…ブリティッシュの修道士。

Dane人

  • Guthrum the Unlucky…Alfred王と和解交渉をしては裏切るViking側のリーダー。リッチなWessexを欲しがっている。
  • Ragnar the Younger…Ragnarの長男も同名。主人公より9才年上。アイルランドでしばらく戦い方を学んでいた。父親似。Ragnarを父親代わりに10代を過ごした主人公とは義兄弟のようなもの。
  • Svein of the White…Cornwallに現れたDane人たちのリーダー。Guthrumのライバル的存在でもある。

沼地で

  • Haswold…沼地の王。Dane人やSAXON人の争いには興味がないし関係ないから、ほっておいてくれと最初は強気。
  • Eofer…Haswoldのボディーガード。弓が得意。

7/24/2016

The Last Kingdom (The Last Kingdom Series, Book 1)(YL7.0)

The Last Kingdom (The Last Kingdom Series, Book 1) (The Warrior Chronicles/Saxon Stories) (語数約153,760語)

2015年にBBC2でテレビシリーズのベースになった Bernard Cornwellのベストセラーシリーズの第1巻目。

時代は9世紀。Uhtredというイングランド、Northumbria生まれの少年から青年になるまでのお話しとなります。Earldormen(Kingより格落ちだが土地持ちで高貴な領主)生まれだけれども、Dane人たちの襲撃で10歳で孤児となり、Dane人たちのリーダーに気に入られ養子のように育ち、Vikingな生き方を教えられます。

England人なのに、こんなにDane人たちに馴染んじゃって大丈夫なのかしら…、と思いながら読んでいると、UhtredこそはNorthumbriaの正当な支配者だと思い込んでいる忠義な修道士たちの働きで、いつしかWessexの王、Alfred王との縁が生まれきます。ヤンチャキャラのUhtredとしては、聖書を読みふける生活よりも、よっぽど戦い方を覚えたりするDane人たちの生活の方が性にはあっているし、キリスト教の聖者の話よりも、よっぽどThorたちの物語の方が面白いししっくりくる。しかし運命はそう簡単には転ばないところが面白いですね!主人公がDane人たちととても馴染んでいるので、Dane人と、England人との世界観の対比なんかがうまくかけていてとても面白いです。

歴史イベントや登場人物はだいたい正しいことが多いようですが、あとがきを読むと、主人公や主人公の育ての親ともいうべきRagnerはそもそもフィクション、さらにイベントごとも物語の都合上、前倒しにしたりの加工はしているようですね。

Alfred大王の話は、Viking本を読んでいるとちらちらっと出てきていて、イングランドからみたViking史としては外せない人だと気にはなっていたのですが、本書でだいぶイメージが強固になってきました…!

※追記

10巻まで読了しましたが、このシリーズ面白い!当初はAlfred大王が辛気臭くて嫌いでしたが、だんだん彼の魅力もわかってきて王が亡くなるときは、寂しかったですよ。ブリテン島がまだ統一される前の時代のお話であり、主人公は軍事司令官としてブリテン島をあちこち移動しますので、シリーズ読了後はだいぶブリテン島の地理感もついてきますし、ウエールズやスコットとサクソン人との関係なんかも飲み込めてきて、UKニュースをみても、あぁ、と思うようになりました。2017年2月現在、10巻までありますので★絶賛オススメ★タグは1巻にだけつけておきます。

主人公の親族

★つきは実在人物確定。

  • Uhtred…主人公。次男でOsbertと呼ばれていたが、長男が殺された後、Uhtredへ改名した。
  • Gytha…主人公の継母。
  • Ælfric…主人公の叔父。主人公が跡取りなので、殺したがっている。
  • Ælfricthe Younger…ÆlfricとGythaの息子だがひ弱。
  • Æthelwulf…主人公の実の母の兄弟。Merciaにいる。
  • Æthelred…主人公のもう一人のおじ。Alfredと結婚したÆlswithの親戚でもある。Æthelwulfの兄弟でWest Saxonの境界線に近いCirrenceastreのEaldorman。40代くらいで暗い雰囲気。
  • Æthelred…Æthelredの長男の名前も父親と一緒!主人公より1歳若いけど、父親同様主人公が憎い。

Northumbria出身の人々

  • Beocca…主人公の四年時代の教育係。神父。主人公がDane人にいる間も主人公を心配し、Alfredに救い出してくれるよう働きかけ。
  • Ealdwulf…鍛冶屋。古い神々を信仰している。主人公のはじめての部下!

England側

  • King Æthelred★…Wessexの王。Alfredの兄。
  • Alfred★…主人公の王。主人公11歳のとき19歳。King Æthelredの弟。兄の死後、Wessexの王となる。とても敬虔で書物好き。病気がち。
  • Ælswith…Alfredの妻。
  • Æthelflaed…AlfredとÆswithの娘。
  • Æthelwold…King Æthelredの長男。Alfredの甥っ子。やんちゃ。
  • Leofric…主人公をトレーニングしてくれるAlfredの戦士。主人公との相性はいい!
  • Mildrith…地方行政官の娘。BeoccaやAlfredがに主人公の嫁候補として猛烈プッシュしてくる娘。敬虔なクリスチャンでDefnascirの土地持ちではあるのだが…。
  • Osferth…Alfredの非嫡出子。Leofricの姉の子なので、Leofricにとってはなんと甥っ子!
  • King Edmund★…East Angliaの王。とても信心深い。
  • Ealdorman Odda…結婚予定の嫁の庇護者?結納金せびってきた!結構ケチくさい。
  • Odda the Younger…Ealdorman Oddaの息子。Mildrithが好きだったので、嫁にしてしまった主人公を恨んでいる。

Dane陣営にいるけどEngland人

  • Brida…主人公の同い年の少女。East Anglia攻めの最中にDane人たちにつかまり、反抗的なのでRagnarが気に入り、主人公に与えた。
  • Weland Godfredson…領主をなくしたので、Ragnarの噂を聞きつけて、雇ってもらいに来た戦士。

Dane人たち

  • Ragnar…兄を殺したDane人のリーダー。金髪のロン毛。主人公を息子のようにかわいがる。
  • Sigrid…Ragnarの妻。二人の男子に一人の女子が生き残り。
  • Ravn…Ragnarの父親。目が見えないけど、マルチリンガル。英語も話すよ。
  • Rorik…Ragnarの次男。主人公より1才若い。
  • Tuyra…Ragnarの娘。主人公が10才位のとき8歳くらい。美少女。
  • Ragnar the Younger…Ragnarの長男も同名。主人公より9才年上。アイルランドでしばらく戦い方を学んでいた。父親似。
  • Sven…主人公とRorikをいじめようとする男子。Kjartanの息子。
  • Kjatan…Ragnarの右腕な船長。
  • Ivar the Boneless★…Daneのリーダーのひとり。とても痩せている。
  • Ubba Lothbrokson★…Daneのリーダーのひとり。迷信深いので、神々のいうこと(占い)しか聞く耳持ってませーん。
  • Halfdan★…IvarとUbbaの末弟。ちょっとアタマ足りない子かも…。
  • Storri…Ubbaのアドバイザー。宮廷詩人であり、魔術師。
  • Guthrum the Unlucky★…とても背が高い。14の船をもってきた。黒尽くめの軍を率いる。…マザコンなの?と思うシーンがときどき。

7/18/2016

King's Man: No. 3(Viking Trilogy) (YL7)

King's Man: No. 3 (Viking) (語数約119,900語)

第3巻は主にビザンツ帝国での話になります。文化的ってこういうことか、という感じでこれでもかという権謀術数にわくわくしてしまいました。

ビザンツ帝国までたどりついた主人公はそこで護衛として雇われています。Varangiansはコトバもロクにわからず、あらゆる政争の外側にいるから皇帝が直接雇っていて、信頼が厚い、という構図になっていたようですね。そこへVarangian Guard としての職を求めて自分の軍団を引き連れてきたHarald Sigurdssonたちと出会います。

Haraldたちはビザンツ帝国のシーレーンを確保するためにアラブの海賊掃討や、シシリー奪還戦へ赴いたりするわけですが、その際には、ノルマンディーのヴァイキングたちも登場します。自分たちと風貌は似ているけれど、馬術は巧みだし、コトバはなんとかかんとかラテン語で通じるという関係性。このシリーズ、あらゆるヴァイキングのバリエーションを全部ぶっこんでくるので、ヴァイキングオタクにはたまりません。Varangiansはリッチになったら故郷へ戻りたいと思っていますが、Normandyは征服下土地で暮らしたいと思っているあたりが、顕著な違いです。

ついにノルウェイの王座を手に入れたHaraldは、次の目標としてイングランドへの侵攻の野望をもっていました。Haraldは、ThorgilsへノルマンディのWilliam公との間で秘密同盟の話をまとめてこいと命じます。Thorgilsは最後のご奉公とばかりに僧侶のフリをしてWlliam公へ近づき、同盟の話をまとめます。交渉は成立したものの、Thorgilsはいつものあの予知夢とともに、Wlliam公に同盟についていっぱい食わされたことに気付き、急ぎ、イングランドへ向けて出発したHaraldを追いかけます。果たしてOdinの敬虔な信者たちの運命は…。

ビザンツ帝国の面々

  • Basileus RomanusⅢ…ビザンツの皇帝。
  • Zoë…皇后。前皇帝Constantineのお気入りで、彼の主張でRomanousと結婚。
  • John the Orphanotrophus…孤児院の院長。皇帝の次に権力を掌握しているやり手。
  • Halfdan…デンマーク出身のベテランの指揮官。引退するべき年頃だが、仕事好きで、故郷とのつながりも切っているので帰る場所もなくコンスタンチノープルにいる。
  • Alexis of the Studius…宗教的権威の最高峰。
  • Michael IV…Zoëのお気に入り。1010年生まれ。John the Orphanotrophusの弟。
  • Pelagia…the Meseでパンやをやっているエネルギッシュな女傑。主人公と親しい。妹はZoëのお針子として働いている。
  • Halldor Snorrason…Snorri Godiの五番目の息子。東ローマ帝国に就職しにきた。
  • Theodore…Lemnos 島出身のギリシア人。
  • Simeon…銀売りのひとだけど、金や宝石も扱い、金貸しなんかも実際にはやっている。
  • Trdat…建築家の若者。祖父はアルメニア出身の有名な建築だった。
  • Stephen…Johnの義理の兄弟で海軍を掌握。
  • George Maniakes…陸軍の将軍。
  • Nikephorus…包囲攻撃のプロ。Trdatの従兄。
  • Fer de Bras…Iron Arm。Syrabuse包囲作戦時の一騎打ちでサラセンに勝利。
  • Constantine Psellus…前皇帝Romanusの葬式のときに主人公に根掘り葉掘り聞いてきた若者。
  • Michael the Caesar…Johnの甥。MichaelⅣの次の皇帝へ。
  • Constantine…Johnの兄弟。
  • Alexis the Patriarch…Zoëのサポーター。

Harald陣営

  • Harald Sigurdsson…ノルウェーの王。Knutに追いやられてキエフ大公国の庇護の元、Varangian Guard として就職しに軍隊連れてきたな。
  • Magnus the Good…Haraldの甥。Norwayでの王位を主張。魅力的でエネルギッシュで人民からも人気がある。
  • Ulf Ospaksson…Haraldの宮廷で最も経験豊富な元帥。
  • Skule Konfrostre…Haraldの息子Olafの親友の一人。性急。
  • Skyrkar…Ulf将軍の亡き後の、Haraldたちの将軍。

Gotlandで出会った人々

  • Thorald…Serklandで亡くなったと思われる人。
  • Runa…Thoraldの妻。荒地に姉妹の家族と残される。主人公より15歳年下。二人目の嫁。
  • Folkmar…荒野の農夫。Old Beliver。Runaの義兄。
  • Freyvid…主人公とRunaの子ども。双子。
  • Freygerd…主人公とRunaの子ども。双子。
  • Tostig…Northeumbria の支配を主張するもGodwinssonに取られちゃったのでHaraldにくっついている。

イングランドの面々

  • Magbjothr…スコットランドを14年間支配していた王。彼自身の民にはMac Bethad mac Findlaechと呼ばれている。
  • Grouch…スコットランドの女王。直接的な王位継承者の彼女と結婚してMagblotherは玉座を主張。彼自身も王家の血は持つものの身分は低い。彼女の前夫はMormaer of MorayでMagbjothrたちに殺された。
  • The Earl of Northunmbria Siward…スコットランドの前王たちの息子をけしかけて、Bethadに対して王位を主張させる。
  • SveinEstrithson…Knutの甥。
  • Harold Godwinsson…Edwardの継承者としてEnglandを支配。

ノルマンディー

  • William the Bastard…Duke of Normandy Edwardは自分にEnglandを残したと思っていたので、Harold Godwinssonが横取りしたので面白くない。

5/21/2016

Viking Sworn Brother (Viking Trilogy) (YL7)

Sworn Brother (Viking)
Sworn Brother (Viking)
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Pan (2011-08-19)

Sworn Brother (Viking) (語数約124,000語)

第2巻は主に彼の20代のお話しになっています。

舞台は1019年ロンドンから。1巻の終わりで、漂流していた彼はNorse人たちに助けられ、ロンドンへ渡ったわけですが、なんと、北海帝国のKnutの「妻」Aelfgifuの情夫になっていて、ぶっとびました…。美しいAelfgifuに彼はベタ惚れですが、そこは権力争いの主戦場。身ひとつの彼にはコントロールしきれるような場所ではなありません。

最終的に彼はロンドンを飛び出すこととなり、Norwayの首都へと向かう最中、Grettis Sagaで語り継がれることになるGrettirと出会います。主人公はその後、さまざまな場所…、NorwayからIceland、Jomsvikingに参加したり、Sabmeの人々としばらく暮らしたり、ビザンツ帝国を目指す最中には西のViking、Varangiansたちと一緒になったり。ヴォルガ流域ではアッバース朝の人物と出会ったり、と相変わらずの放浪生活を繰り広げることとなります。11世紀初頭の様々なエリアがでてきて本当に楽しいです。以前読んだ A Viking Romance Collection の中の中編にも、Knutの絡みやJomsvikingの話がでてきて、そのときさんざんWikipedia等で年表を睨みながら、似たような時期のことをさんざん調べていたので、今回は入りやすかったですね。裏切者と名高い海賊あがりのThorkelなんかも、あーハイハイ、あのひとね、というようなものです(笑)。Vikingを活用していたキエフ大公国のウラジミール1世の崩御後のVarangiansたちの一種の狼狽ぶり、職探しぶりなどの背景も飲み込んでいるので、Varangiansが職を求めてビザンツ帝国を目指すという流れもナットクです。東から西までのViking全般を全部物語に入れてくるとは、本当に内容が充実しているなぁと思います。

しかしそうした様々な歴史絵巻を取り込みつつ、物語の縦軸は、タイトルにあるように、Grettis SagaのGrettirです。不運を背負ったような人物ですが、弟たちには愛され、主人公とは義兄弟の仲となり、Sageとして語り継がれることになる人物ではあるのです。終盤の締めはそうきたか、という形で、きれいに収束しています。

というわけで、以下は恒例になりつつある登場人物のネタバレ含むメモ書きです。今回も盛りだくさん。

England…Aelfgifuに浮かれている。Edgarの元で狩りを覚えたり、Birthmaerの元では造幣現場をのぞいてみたり。

  • Aelfgifu…Kuntの最初の妻。サクソン貴族の娘。WikipediaだとAelgif of Northamptonの表記で。990年生まれなので、1018年時点で28歳。
  • Emma…Knutの2番目の妻。Knutよりも14歳年上。
  • Herfid…Icelandic Skald。職を探しにKnutの元にきたけれども、あまり巧い詩でもないんだよね…。
  • Thorkel…元海賊あがりのEnglandでの副摂政。裏切りばかりやっているので、悪名高い人物です。
  • Edgar…Aelfgifuの実家にいる王家の狩猟係。主人公のメンター的存在。
  • Kjartan…片手のHuscarl。主人公と親しくなる。
  • Birthmaer…造幣稼業をKnut時代以前から営んでいる。貨幣の勉強になりました…!
  • Thurulf…同い年(18か19)位の青年。赤髭だけど禿げてる!Birthmaerの甥。

Tonsberg distinct of Norway…Grettirとの出会い。

  • Grettir Asmundarson…Grettir the Strongノルウェー行きの船の中で再会。アイスランドの森にいた荒くれ者のひとり。暗闇になにより怯えている。
  • Thorstein the Galleon…Grettirのハーフbrother。父親違いだが、兄と違って落ち着いていてGrettirをとても慕っている。
  • Thorir of Grad…GrettirにNorwayで家族を殺され恨んでいる。

Iceland…ロクでもない新婚時代。

  • Gunnhilder…主人公より四歳年上の初嫁。Snorri Godiに勧められて彼女と結婚することにした。生まれてからずっと放浪生活だったので落ち着きたかったんでしょうね。
  • Audun…ケチ!Gunnhilderの父親。
  • Thrand…1巻でも主人公のメンターの一人として登場していましたが、再び登場。面倒見がいいですね!

Jomsviking時代…戦い方を少しは学ぶ。

  • Arne…Jomsvikingをほそぼそと再建しようとしている男。Thrandの昔の仲間。
  • Earl Ulf…デーン人の伯爵。Knutの姉妹を嫁にもらっている親戚。

Drang Island…Grettir兄弟との孤島での暮らし。

  • Thorbiorn Ongul…Drang Island近くのSkagafiordあたりの地主。独眼。
  • Illugi…Grettirより10位若い弟。一緒にDrang Islandに棲む。兄想いですね!
  • Thorodd…Snorri Godiの息子。
  • Bolli Bollason…Snorri Godiの義理の息子。インテリな農民。早く息子に家督を譲って世界中を旅したいという情熱をもっている。

Sabme…沈黙の取引にひかれてSambeの住む森へ。

  • Rassa…Norse語を話せるSabme。noiade。信じる神は違えども、主人公のメンター。
  • Allba…Rassaの次女。身軽なので、狩りに参加する。

Varangians…Volgaルートで東ローマ帝国へ。

  • Vevmundr…サーメ人と取引している商人。
  • Ivarr…Angantyrで悪名高いVarangian。

Sarklander

  • Salim Ibn Hauk…al-Qadirに仕える。凄いメモ魔で、Volga Vikingsのことなんかも書き残している有名なAhmad ibn Fadlanあたりがモデルなんじゃないかと思いました。Ahmad ibn Fadlanは10世紀の人物なので、時代はズレますけどね。

4/30/2016

Viking Odinn's Child (Viking Trilogy) (Viking)(YL7.0)

Odinn's Child: Odinn's Child No. 1 (Viking) (語数約124,000語)

物語の語り手はサーガで有名なLeif the Lucky and Thorgunnaの息子Thorgils Leiffsonです。

第1巻では、彼が生まれる少し前の母の話からはじまり(主人公は999年生まれ)、10代の終わりごろまでを描いています。どうやら著者はいろんなサーガを詰め込んだようで、主人公のThorgils自体はLeifの息子としてサーガに登場する人物のようですが、ちょっと気付いた分だけでもSaga of Erik the Red、Greenland sagaあたりはVinland絡みの家系なのでNjáls saga、Orkneyinga sagaあたりも出てきます。

早くに母を亡くし、少年時代にVinlandへ行ったこかと思えば、Greenlandへ戻ってからは父Leifからも疎まれ、半ば母の足跡を訪ねて、IcelandやIrelandへ。そこではアイルランド闘争に巻き込まれ、Clontarfの戦いに参戦…。

後ろ盾もない彼は、どこへ行っても「異端者」で根無し草のキャラクターです。ただし場所、場所で、侵略してくる「White Christ」に抗い、古いしきたりに従う様々なメンターが彼の前に現れ、彼はOdinnの存在を感じます。彼には様々な危険を潜り抜けることになりますが、ギリギリのところで助かり、ますますOdinnの存在を信じるのです。

というわけで、主人公の移動距離・根無し草っぷりが素晴らしいので、VinlandでのSkraelingsとの遭遇や、IcelandでのAlthing見物、Irelandでの様々な領主、王たちの争い、ケルト文化の権化ともいうべき人物との出会いまでいろいろな要素が詰め込まれていて大満足の一冊でした。前半は結構開拓暮らしなので、あ、鉄腕Dashでやってたわーとか思いながら、読んでいました。

ちなみに作者のTim Severinはアイルランド在住のイギリス人ですが、有名な冒険家でもあります。航海伝説を実証するために革張りのボートで実際にニューファランド諸島まで実験航海をしている方です。これほどVinlandまでの航海を語るうえで適切な人もいませんよね。フィクションとはいえ、本書に登場しくる様々な道具や生活ぶりの手触りが、一定程度の説得力があるのも、彼のこうした実験実証魂から相当きているような気がします。

こちらの本も登場人物が相当でてきますので、代表的なところをリストにしてみました。ネタバレありのリストなのでご承知おきください(史実やサーガの人物ばかりなので…)。

主人公の幼年期

  • Thorgils…主人公。999年生まれ。スコットランドの北部Birsay生まれ。クリスチャンネームはThangbrand。
  • Thorgunna…主人公の母。Dublinの貿易船でScotlandの一画mBirsayへやってきた。そこでたまたま寄港したLeif Erikosnと出会う。Völva(シャーマン的な女性)の能力があったようで、主人公もその才能を引き継ぐ。
  • Leif Eriksson…「赤毛のエリク」の2番目の息子。主人公の父。幸運に恵まれているので、「Leif the Lucky and Thorgunna」というニックネームも。
  • Thorvald Erikson…「赤毛のエリク」の。次男。LeifのVinlandの探検の結果に興味を持ち、Vinlandを探索、先住民のSkraelingsに襲われる。
  • Thorstein Eriksson…Leifの末弟。家族思いで、Vinlandで亡くなった兄の亡骸を取り戻しにVinlandへ目指すが…。
  • Freydis…主人公のおば。Erikの庶子。かなりのトラブルメーカー。彼女もまたVinlandへ旅立つ。
  • Thjodhild…Erickの妻。グリーンランドでは子どもたちにアルファベットとかを教える先生役。早くからクリスチャンになったので、夫のErickとはその点で対立。
  • Gudrid Thorbjornsdottir…主人公の幼少時の育ての親。若くて美人な未亡人。Völvaの才能があるようだが、熱心なクリスチャン。主人公が7歳くらいのとき、父親の末弟Thorsteinと再婚。Thorsteinが無謀な旅で亡くなった後には、Thorfinnと再婚。彼と一緒にVinlandへ。
  • Thorir…Gudridの夫。東部出身の商人。グリーンランドとアイスランドの定期貿易のパイオニア。
  • Thorvall the Hunter…五十代後半だが二十代並のタフさで左目から耳にかけて傷があり、少年たちからは畏敬の念。主人公のメンター。
  • Thorfinn Karlsefni…Gudridの三番目の夫。アイスランドの商人。Vinlandを目指す。
  • Tyrkir the Smith…ドイツ周辺出身のLeifにとっては育ての親的な奴隷。メンター。
  • Thorvall the Hunter…五十代後半だが二十代並のタフさで左目から耳にかけて傷があり、少年たちからは畏敬の念。主人公のメンター。

Icelander…主人公がGreenlandから追放された直後に出会った人々

  • Snorri Godi…Icelandでわりと権力者。グレイの瞳で表情を読ませない。じっくり考えて行動するタイプ。
  • Thrand Stigandi…怖そうな見た目だが、Snorriの友だち。Ordinを信仰し、予見能力をもち、主人公14歳くらいのメンター。古い神々について彼の元で主人公は体系的に学ぶ。
  • Flosi Thordarson…Burners側のリーダー。
  • Eyjolf Bolverlsson…法律に詳しいのでFlosiに買収された。
  • Thorhall Asgrimmsson…Njalが育ての親。右の足首が感染している。法律に詳しい。
  • Kari Solmundarson…Njalの義理の息子。戦士。主人公に目をかけ、IcelandからIrelandへの橋渡し役。

Orkney

  • Sigurd the Stout…Orkneyの伯爵。
  • Eithne…主人公の母Thorgunnaをかつてむかえ入れた伯爵家の妻。Ireland出身のVölva。Sigurdの母。

Irelander…1014年Clontarfの戦い前後。主人公が15歳くらい。

  • King Sigtryggr…Dublinの王でSigurdのところへ相談にきた。Norseman。商業で大儲け。
  • High King Brian Boruma…戦いにつぐ戦いで暴れまわっているタイプのアイルランド上王。外国人を追い出そうとやっきだが、彼の兵士自身が外国人で構成。キリスト教を広めようとしている。
  • King of Leinster…DublinをHigh Kingと共に狙っている。
  • Kormlod…IrishはGormlaithと呼ぶ。Dublinの王Sigtryggrの母であり、Borumaの元妻(ケンカ別れなので恨んでいる)。King of Leinsterの姉妹。
  • Brodir…巨漢で髪の長いViking。Dublinの王Sigtryggrが同盟を求めた。Thrandの友だちであり、少し予知の能力をもっている。
  • Donnachad…貧しい村のリーダーであり、Battle of Clontarfで主人公は彼に捕まり、奴隷になった。

St Ciaran…主人公はDonnachadの未納の税金のかわりに教会へ引き渡され、三年くらいを見習い修道士として過ごす。

  • Abb Aidan…修道院の院長。修道院の強化には並ならぬ意欲をもつ。
  • Saev Credine…軟弱にみえるけど、修道院きっての石工。
  • Brother Senesach…若者の教育係。気立てがよいので人望ある。
  • Brother Ailbe…司書。本のことになるとうるさい。
  • Brother Domnall…技量のある診療所の治療師だったが疫病対策で旅立つ。
  • Brother Cainnech…Domnallのアシスタントで、診療所を引き継ぐ。患者をいじめるのが好き。
  • Bladnach…足は不自由だが、凄腕の針使い。本を保護するかばん自体が聖人によるもので貴重だから、ボロボロの鞄の修繕をたのまれる。
  • Orlaith…Bladnachの娘。

逃亡生活中のIrelandで出会った人々

  • Eochaid…birthemということですが、いわゆるケルトのドルイド。あらゆることに精通した賢人で、主人公のメンター。彼の存在は感動的ですね!
  • Ardal…Thorvall the Hunterにクリソツ。King's Champion。戦士。The Ua Cannannainに仕えている。